Slow Down12 ページ12
.
お風呂から戻れば部屋の前に人影。
遠くに居ても分かる大きな背中に声をかけた。
『スモーカー大佐！！いつからそこに？』
ス「ほんのさっきだ、ヒナが食堂で待ってる」
3人でご飯を食べながらゆっくり会話を楽しめば
すでに2時間が経っていた。
ヒ「それじゃあ、また明日ね。おつかれ様。」
『はい！明日もよろしくお願いします！！』
ス「A、元帥から伝言だ。これから2人でパトロールだ」
『えぇ？！まじですか、、、もう仕事やだ、、、』
ス「だろうな。じゃあ言い方を変えるか、食後の散歩でもするか？」
俺の言葉に顔を曇らせたように見えたのは気のせいか？
前にもこんな顔をみたことがあった気がした。
2人で夜道を歩きながら前にもこんなことがあったと思い出す。
『ついこの間もこうやって歩きましたよね。』
ス「あぁ、俺も思ってたところだ」
『たしぎちゃんともよく見回りに？』
ス「昼間はな、夜はねぇな。」
『…じゃあどうして？』
どういう意味だと考えればあの日自分が言った言葉が脳裏をよぎった
"見回りがてら散歩でも行くか"
"パトロールのついでだ"
"気が向いたら誘ってやる"
人気はなく月の光が2人を照らした。
振り向けば下を向き立ち止まっているA。
『帰ります、私。』
ス「待てよ」
『これパトロールなんですよね？だったら帰ります』
ス「だから待ってて言ってんだろ」
さっきヒナに言われた言葉を思い出す
" こういうものは男から言うもんよ "
部下に手を出しちゃいけねぇなんて
この変なプライドがAの顔を雲らせてるとしたら？
俺にできることはなんだ？？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひーちゃん(プロフ) - レイラさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！亀更新ではありますがまた覗いていただけると嬉しいです！ (2021年4月5日 17時) (
レス) id: fe89f8f653 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 凄く続きが気になる作品ですね♪更新頑張って下さい！ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 3d514e4aab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひーちゃん | 作成日時：2021年3月30日 1時
