Love is... 【２】 (ページ8)

今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:14,548 hit

Love is...29 ページ8

夢から目が覚めれば私は泣いていた。

ボーッとする頭で内容を思い出す。

あの文字は海軍。
あの小さな少女は間違いなく私だ。
あのカモメはおそらくセンゴク元帥だ。
じゃああの金髪の男は誰？？

そもそもなんで私が海軍にいるんだ？？

部屋のノックも気づかず百面相を繰り返す。

ペ「おい、いつまでそうしてんだ？」

『えっ？て、ペン！！女の子の部屋勝手に覗かないでよ！！』

ペ「ふざけんな！ノックもした、声もかけた、それでも無反応だったんだから仕方ねぇだろ！！」

『っうそ、ごめん。なんか用事あった？？』

ペ「飯だよ、もうみんな揃ってんだ、早く来いよ」

『あ、待ってよペン！！！』

ペンギンと一緒に食堂へ向かう。
すでに用意された朝食。
やっと揃った〜とみんなでいただきますをする。

ﾛｰ「寝坊か、珍しいな。」

『変な夢見てさ、考え事してた。』

ﾛｰ「ロクな夢見ねぇな。ペンギンが呼びに行ったことにも気づかなかったらしいな」

ペ「しかめっつらしたかと思えば1人でうなずいたり、面白すぎた！！」

シ「Aの喜怒哀楽は激しいからな〜！」

『誰が情緒不安定よ！！』

ペ「言ってねぇよ！！！ま、いつかみたいに倒れてなくて安心したわ」

ﾛｰ「A、俺の部屋掃除頼む。俺は少し街に出て本を見る。」

『ん、分かった。帰りわ？』

ﾛｰ「夕方には帰るつもりだ。」

ローを見送りみんなで分担して船の掃除。
ベポは操縦室、シャチペンはデッキ
ジャンバールは洗濯、イッカクと私はキッチン
後のみんなは外から潜水艇を磨いていた。