Love is... 【２】 (ページ6)

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過去に繋がる夢3 ページ6

あれから半年が経とうとしていた。
1ヶ月程途絶えていた連絡。
幼いながらに理解し我慢していたAも
限界のようで目に涙を溜めながらやってくる。

『ねぇ、おじいちゃん…。いつになったら____は帰ってくるの？』

セ「少し仕事が長引いてるんだ。時期帰ってくる」

『そればっかじゃん！！……ほんとに____は帰ってくるの？』

セ「帰ってくる。あいつも早くAに会いたいに決まってる。」

『ほんとに？____私のこと忘れてない？電伝虫使えるとこになったら連絡くる？』

セ「あぁ、1番にAの声を聞きたいはずだ。」

『わかった！じゃあお勉強頑張ってくる！！おじいちゃんありがとう』

Aの顔には笑顔が戻りまた読み書きの勉強をしに行った。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙｶﾞﾁｬ

セ「おーかーき！」

ﾛｼ「あられ、俺です、____今近くにAわ？」

せ「勉強中だ、呼ぶか？」

ﾛｼ「いや、離れてるならそのまま聞いて下さい。______の実の取引がありますか？兄が情報を得ています。」

セ「なにっ！！？？？トップシークレットだぞ？！！場所は三週間後のノースブルー、ルーベックだ。」

ﾛｼ「……………おれと_____はその３日前スワロー島で合流することになってます」

セ「………____もここまでだ！！！スワロー島で待ち伏せして_____を一網打尽にする！お前は島へ近づくな！！」

ﾛｼ「そのつもりです。……Aに代わってもらえますか？」

_____はAを呼ぶ

『もしもし？____？？』

ﾛｼ「あぁ、遅くなってごめんなぁ。」

『_____会いたいよぉ』

ﾛｼ「泣くなよ、俺も会いたいさ。寂しい思いさせてごめんなぁ」

『いつ、帰って、くる？』

ﾛｼ「……ちょうどAくらいの年の病気のガキに出会ってな、医者を探してやってたんだ。医者が見つかったからそのガキを病院へ預けて戻るからな。」

『ねぇ_____その子に少しだけ代わってくれる？』

____はその子を呼び電伝虫を渡す。

『____は優しいでしょ？病気治るといいね！絶対治るよ！____は約束を守る男だから、信じていいからね！』

ﾛｼ「照れて言葉が出ないらしい、じゃあ_____のことよく聞くんだぞ？」

『うん！____待ってるからね！』

ﾛｼ「あぁ、あいらアイシテルぜっ！！！」

ｶﾞﾁｬと音を立て眠る電伝虫。
Aは_____に抱きつき離れなかった。