Love is... 【２】 (ページ24)

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インペルダウン2 ページ24

私は込み上げる怒りを堪える。

『ドフラミンゴ。私を覚えてるわね？』

ド「あぁ、火拳の恋人だった女だろ。白髭海賊団4番隊隊長のお嬢ちゃんがオレになんのようだ？」

『私はずっと知らなかった。自分が誰なのか。だからローがあなたを追う理由が分からなかった。』

ド「ローだと？あの後ローの一味になってたのか。ﾌｯﾌｯﾌｯ、火拳の次はローか！」

『気安くローの名前を呼ばないで！』

ド「俺をここに収監することができてあいつはさぞ満足だろうなぁ？」

『ふざけないで！！！あんたが！あんたさえいなければっ！！！』

ド「はぁ？オレがなんだ？テメェにそんなこと言われる筋合いはねぇ。ローは生きてるだろう。」

『あなたは私から大切な人を奪ったのよ！！！返してっ！！』

ド「おい、オレとお前はあの頂上戦争以来会うのは初めてだぜ？」

檻の柵に手をかけ必死に叫ぶ。
ふと灯りがドフラミンゴを照らす。

『…けて。』

セ「A何言ってるんだ！」

『ここを開けてって言ってるの。』

マ「それはできない。会うことも本来禁ずることだ」

『いいから開けて！！私はこの人と柵越しに話をしにきたわけじゃないの。』

セ「…マゼラン、開けてやってくれ。なにも錠を外せと頼んでるわけじゃない。」

マゼランが渋々鍵を開けてくれれば
そのまま鍵を閉められる。

檻の中と外ではまるで空気がちがう。
死がすぐそばにあることが分かる。

私は大きく深呼吸をしドフラミンゴの前に立った。