Love is... 【２】 (ページ20)

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再会1 ページ20

Aを乗せたスモーカーの軍艦は本部へと到着する。
正義のマントに身を包み帽子を深く被れば準備は万端だ。

たしぎとG5の野郎どもを船に残し2人は船を降りた。
すでに修復を終えた本部に足を踏み入れる。
懐かしい風景に心が切なくなった。

すれ違う海兵は敬礼しスモーカーを見送る。
あの頃は大佐だった彼も今や中将だ。
ガープのおじちゃんに並んだんだと思うと
もう甘えるだけでいい彼ではないと悟る。

ス「ついたぞ。この中にセンゴク元帥がいる。」

『この中に、おじいちゃんが…』

ス「扉を開けたらもう戻れねぇぞ。覚悟はできてんだな？」

『…スモーカーが隣にいるもん。大丈夫だよ。それに危険承知でこの機会を作ってくれたクザンにも申し訳たたないよ』

2人は大きく深呼吸をする。
ノックとともに開いた扉の先には待ち侘びた人がいた。

セ「きたかスモーカー。急に連絡なんぞよこしてなにかあったのか？」

ガ「新茶飲むか？わしもお前に会いたくて一緒に待っとたんじゃい！！」

ス「なんでガープさんとおつるさんまでいるんすか？」

セ「ガープのやつが聞かなくてな…。うるさいんでおつるちゃんにもいてもらったんだ。」

つ「そんなことよりスモーカー。後ろの子は誰だい？G5の子じゃないね？」

ス「…悪りぃ。とりあえず入れ。」

ガープのおじちゃんと、おつるちゃんがいるのは
計算外だが仕方ない。
意を決し私は深く被った帽子をぬいだ。