Love is... 【２】 (ページ15)

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Love is...36 ページ15

翌日街の反対の海岸にAはいた。
これからのことに少しの不安と緊張が心を支配する。
そんな気持ちを紛らわすかのように
キャメルと遊びながらクザンを待つ。

木陰からガサガサと音がして振り返ると
見慣れた顔に私は声が出なかった。

べ「見つけた〜っ！！よかった！！」

ペ「助かった！お前の鼻はさすがだぜベポ！！」

シ「迎えにきたぜっ！A、帰ろう」

ペ「てかこんなとこで何してんの？てかそいつ、、、」

ク「あらら〜、もうバレちゃったの？」

「「なっ？！大将青雉！！！」」

ペ「なんでお前が！Aをどうするつもりだ！！」

『クザンは関係ない！私はもう船には戻らない。』

シ「キャプテンから話は聞いた。」

『だったら尚更あそこに私の居場所はないわ！！』

べ「何言ってるんだよ！！キャプテンも少し熱くなってただけだよ！Aに戻ってきてほしいに決まってる！！」

『じゃあなんでここにいないの？それが答えでしょ。私は本来いるべき場所に戻るの。』

ク「キャメル、Aを乗せて先行ってな。なに、俺もすぐ追いつくよ。」

待て！行くな！戻ってこい！
3人の声が後ろから聞こえるが振り向かない。
キャメルが少し切なげに私を見る。
大丈夫と言えばキャメルは視線を前に戻し海を進んだ。