Love is... 【２】 (ページ2)

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街はそこそこ広くお店もたくさんある。

イ「Aは何見たい？」

『新しい水着を買いたいなって思って』

イ「私もそろそろ新調したかったのよね！」

『それからローにプレゼント』

イ「キャプテンに？何あげんの？」

『ピアス、かな？』

イ「いいわね〜、それじゃ順番に見てまわろっ！」

お目当ての物を買い2人はブラブラと街を歩く。
街はとても賑やかで海賊なんて無縁のようだ。

『さすが、海軍基地が近くにあるだけあるね』

イ「海兵はいないようね、安心したわ〜」

『油断はできないけどね。』

イ「ねぇ、電伝虫鳴ってない？」

『あ、ほんとだ。ローからだ』

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙｶﾞﾁｬ

ﾛｰ「おせぇ、今どこだ？」

『今街だけど？』

ﾛｰ「……ペンギンが店を抑えた。今全員に連絡してるところだ。来い。」

『分かった、向かうね！』

ﾛｰ「イッカク、任せたぞ」

イ「はーい」

指定された場所に行けばすでに勢揃いしていた。
ローの隣に腰掛ければ店員が飲み物を持ってきてくれた。

飲み食いを楽しめば当たりはすでに真っ暗だった。

ゾロゾロと静かな街を去る20の影。
その後ろを少し離れて歩くローとA。

イ「手なんか繋いじゃって、あれ本当にキャプテン？」

ペ「昔からあーだよ、キャプテンわ。」

シ「暗いから見えねぇって思ってんのかな？」

ベ「さ、行くよ！2人にしてあげようよ。」

なんて会話が繰り広げられてることなんて
私たちは知るよしもないんだ。