Vergebung ページ4
ある日貴方はこう言った
”本当にこれが正解なのか”
その真っ直ぐな瞳に僕は
何も答えることが出来なかった
導き出した回答
ただ答えを述べるだけが解では無い
また前向きな言葉を並べ
進ませるだけだろう
煙草の煙が僕を包んで
その先の未来を暈して眩ませる
この夢が夢で終わらぬ様に
明日また此処に居られる様に
この服はまだ捨てないでおこう
幸せを信じて指を切った
落雷した街に灯が戻っていく
この心に静まる傲慢さえ
ソーダの泡に消える
声を荒げた貴方の顔を
今でもよく覚えてる
眼鏡越しの瞳に曇が見えた
いつから道を選んだだろう
何度も超えた壁は
壊すことは出来ず苛立った
そんな日にポロリ、口に出た
消極的な言葉を君は見てた
桜を纏い飛び立つ彼ら
辿り着く其処には夢がある
この現状を知って何を語ろう
貴方を笑顔にすら出来ないのに
この想いは胸に終おう
光在る道に貴方がいるなら
僕は影にでもなろう。
想いよ、花のよういづれ散る前に
未来を晴れさせて
流した涙は道に乾く
いずれ悲しみも忘れていく
焦がれた感情も心でさえも
いつかは星と同様、焼け消える
未知の世界を共に生きよう
僕が想いを吐く前に
優しい貴方は気づかないだろう
この花の意味を。ああ
辿り着く先は無いけれど
どうか隣で居て欲しい
それだけでいい
星降らす街 或いは月
そのままでいい
どうか最後まで
good-by fall in Love Lady→←goodbye past!
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作者名:いもけんぴの剣 | 作成日時:2018年5月15日 23時