FIRST ページ1
夢が咲いた
君から零れた涙を水にして
失ったものを埋めようとして
何でも心に詰め込んだけど
中身がないゴミを入れても
答えは一つだ
思い返してみれば、幸せな日々だった
辿れば鮮明に蘇る記憶
暖かい手が好きだった
ずっと思い描いてた
理想のシチュエーション
考えてはやめた君に言わせたい台詞
どれもこれも不適切だ
離して、離して
その手を離してくれないか
固く結ばれた糸はもう切れているのに
結び目は解けないな
おかえりなさい
そんな言葉が欲しかったけど
待ってる人が居ないなら
帰る場所は何処だろうか
折角の晴天だったのに
今日も部屋で一人きり
数日前の世界と今日
得に変わったことは無かった
案外、居なくても暮らせるし
生きられる
それでも何処か埋まらない心 どうして
縋ってしまう僕らは未熟だな
抗った僕は綺麗だ
もう随分と昔の話
ずっと夢があった
この先も君と幸せを願った
悲しい歌は好きじゃなかった
今は短調が似合う様になったな
超えた、超えた
あの日から僕は僕を超えた筈だ
悲しみは隠さないようにした
涙に溺れないように
こんにちは
君の笑顔が焼き付いて
僕の世界を買えたなら
この先はどうしようか
深い眠りの浅い夢
夜の終わりはすぐそこさ
繰り返す日々
さあ、おやすみ
good night
シング、ソング
歌い終えたらカーテンコール
感謝を胸に思い出は脳に
刻み込んで忘れよう
「ありがとう」
今から世界を塗り替えて
君の声を覚えているうちに
最後の想いを歌にしよう
グッバイ、ラストナイト
涙に溺れないように
少しだけ流したら
夜の闇に置いておこう
言いたい事は山ほどあるけど
これで切って終わるんだから
最後は綺麗に飾っておくよ
「バイバイ」
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いもけんぴの剣 | 作成日時:2018年5月15日 23時