第14話【俺の気持ち】 ページ15
壮馬side
貴「⋯私っ、IDOLiSH7っていうリズムゲームが好きで良くやってるんです」
壮「それで?」
貴「好きだからIDOLiSH7の情報とかよく
調べてて、それで昨日調べたらIDOLiSH7が
アニメ化するって発表されて楽しみだと
思いました」
壮「そう言えば、そういうこと言ってたな⋯」
貴「はい、それで、私は今、声優になっていて、観る側じゃなくて、そのアニメをつくるものだと思いました。そしたら、私、IDOLiSH7のマネージャーの小鳥遊紡役をやりたいって思ったんです」
壮「⋯っ」
貴「なーんて、思いましたけど、新人の私じゃ駄目ですね。まだまだです」
壮「いや、新人とか関係ないよ」
貴「え?」
和純海は俺を見てきた。
壮「声優業についたなら、役を取れるか取れないかなんて、オーディションしかないんだ。⋯たまに、この役やりませんか?ってオファーがくるけど、結局、オーディションを受けるんだよ」
和純海は驚いている。
壮「だから、その役をやりたいなら
オーディションを受けるしかない。
そうしないと始まらない」
和純海は下を向きまだ、悩んでいるようだ。
壮「あぁ〜!あのなぁ!!」
俺は和純海の両肩を掴む。
驚いて和純海は顔上げる。
壮「あんたさぁ、もっと自分に自信持てよ。ここ最近、あんた、下向いてばっかりだ。上を向け上を。それにあの役はあんたに合うと思う。だから、本当にその役をやりたいなら頑張れ。俺、あんたを応援してるから。」
貴「⋯っ、はい、
壮馬さん、ありがとうございます」
壮「あ⋯ああ」
俺は和純海の肩から手を離した。
貴「私、頑張りますね」
和純海、さっきは悩んでたのに
今はふんわりとした笑顔になっていた。
壮「そう」
そのまま歩き出す。
きっと、顔が赤くなっているはず。
何か熱いし。
だからバレないように歩いた。
初めて⋯だよな。あんな笑顔を見たのは⋯。
何か⋯俺⋯。
____
第15話【IDOLiSH7のオーディションと合格】→←第13話【壮馬さんと二人】
47人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゐみん(プロフ) - しょーたんもそーまくんも大好きなので凄く嬉しいです!とても内容もよかったので愛読させてもらいます!^^更新頑張ってください! (2017年1月15日 0時) (レス) id: d20b8ac115 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢 | 作成日時:2017年1月8日 18時