【NARUTO】 自分は普通に生活したいんです に！

46話 ページ21

再不斬｢ククククッ本当に成長しねぇなぁ｣


ナルト｢なに！｣


再不斬｢いつまでも忍者ごっこかよ、俺はよ

お前らくらいの歳の頃にゃ、もうこの手を血で紅く染めてんだよ｣


不幸自慢は楽しいですか？


カカシ｢鬼人再不斬！｣


再不斬｢ほぅ、少しは聞いたことがあるようだな｣


カカシ｢その昔、“血霧の里"と呼ばれた霧隠れの里には忍者になるための最大の難関があった｣


再不斬｢フン、あの卒業試験まで知ってるのか｣


ナルト｢何なんだってばよ、あの卒業試験って？｣


再不斬｢クｯクｯクｯク｣


話長い、セリフ取ってやろ


A「生徒、同士、殺しあい」


サクラ「どういうこと!?」


再不斬｢同じ釜の飯を食った仲間同士が二人一組になり殺り合うどちらかの命尽きるまで

それまで助け合い、夢を語り合い、競い合った仲間だ」


サクラが絶句してる


想像できないだろうね


カカシ「十年前、霧隠れの卒業試験が大変革を遂げざるをえなくなる

その前年、その変革のきっかけとなる、悪鬼が現れたからだ｣


サクラ｢変革？変革って？その悪鬼が何したっていうの？｣


ｶｶｼ｢なんの、躊躇もなくなんのためらいもなく

まだ忍者の資格も得ていない幼い少年が

百人を超えるその年の受験者を喰らい尽くしたんだ｣

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