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ar side



「だいき!カラオケ行かん?」


学校の最寄り駅で部活の友達に声をかけられる。


ar「なんで?」


「電車止まってて帰れないっしょ?」


たまたま部活が休みで、早く帰ってゲームでもしようと思ったのに運が悪い。

ar「あー、行こっかな。」


「OK」


部活の友達の誘いに乗って遊びに行こうと思ったけど、頭に浮かぶ幼なじみの顔。


ar「ちょっと待って、」



連絡して平気そうだったら、とおもってLINEするけどなかなか既読がつかない。



「まだ?」



ar「今日やっぱやめとく。涼介探すわ。誘ってくれてありがと。」



「だれ?」


「あれだよ。特進の。」


「あー。耳聞こえない子?」



「なんで大貴が?」


「しらね。」


そんな話をしてるけど、気付かないふり。




駅のホームとかまで探したけど、見つからなくて、もしかしたら帰ってるのかなって思って涼介のお父さんに連絡する。


ar"涼介って家帰ってますか?"

yt"まだだよ。なんで?"

ar"電車動いてなくて、困ってたらっておもって探してるんだけど、"


yt"まじか、俺からも連絡してみるね。"


どこかなって思って、駅から少し離れた涼介のお気に入りというカフェを覗くと、中で熱心に勉強してるのを見つけた。


横から優しく肩を叩くと、体をビクって震わして俺と目が合う。


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ym side


急に体を叩かれてびっくりして顔をあげると、見慣れた幼なじみの顔。



机の上の補聴器を慌てて耳につける。



ar「めっちゃ探したんだけど。」


ym「あ、ごめん。」



ar「メール見てよ。」



カバンの中のスマホを見ると大ちゃんとパパからのたくさんの通知が来ていて、申し訳ない気持ちになる。



ym「気づかなかった、」




ar「まあ、いいや。見つかったし。」



ym「え、ずっと探してくれてたの?」



ar「当たり前じゃん。」



ym「あ、ありがと。。」



クラスが違くてあんまり最近関わってなかったから頼るのも悪いと思って、最近は少し避けてたけど、大ちゃんの優しさにうれしくなる。



ar「もう帰れるみたいだから一緒にかえろ。」


ym「まって、」


カップに残ってたカフェラテを飲み干してゴミ箱に捨てる。


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ゆあ(プロフ) - 外れてますかね…。 (2021年12月20日 18時) (レス) id: 9030218b6c (このIDを非表示/違反報告)
有栖川.(プロフ) - お、りじな、るふら、ぐ、立ってます。ルール違反とみなされ報告されるので外してください (2021年12月20日 17時) (レス) id: 6bc5efe30d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆあ | 作成日時:2021年12月16日 22時

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