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第4幕 - 燃えろ、実意の炎よ（閉幕） ページ41
琳寧 「あの…」
ライトブレイド 「驚かせてすみません。大丈夫ですか？」
琳寧 「はい。えっと…」
ライトブレイド 「ん？」
琳寧 「こんぴー…だよね？」
ライトブレイド 「えっ…」
そこで…
タイムブレイド 「おい！」
石黒 「っ！」
逃げようとしたが、直ぐに捕まった。
タイムブレイド 「逃げるんじゃねえぞ。証拠は持っているから。」
石黒 「それでも俺は刑務所に行けないぞ。」
タイムブレイド 「何だ…」
ライトブレイド 「その通りだ。彼はまだ未成年なので。でも少年院のぐらいは…」
琳寧 「(そこまで琳寧のために…)ちょっと待ってください。」
ライトブレイド 「えっ？」
琳寧 「石黒、そんなに俺を乗り越えたいのか？」
石黒 「当たり前だ。」
琳寧 「だったら…俺、しばらく陸上部を一時退部する。」
ライトブレイド 「え！？」
石黒 「おぉ〜、ついにキャプテンの立場を渡すのか？」
琳寧 「いや、一時退部って言った。そしてもしお前がキャプテンとして来月の陸上競技大会をトップ3の中に入ったら、俺は陸上部を完全に退部する。」
ライトブレイド 「はぁ！？」
タイムブレイド 「(そこまで？)」
琳寧 「(石黒、お前は間違っている。この2年間ずっと優勝したのは確かだ。しかし今まで優勝した理由は仲間思いだからだ。琳寧を倒したいのは分かる。普段は仲間思いが一切もない人にはキャプテンの立場を譲れない。琳寧は仲間のために一応キャプテンの立場を一時的にお前に渡しただけ。)」
‐未来への道は続く‐
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作者名：ハミン | 作成日時：2022年12月11日 14時
