【旧双黒】【文スト】続・目覚めたら其処には旧双黒様がいた。 祝・その後、双黒補佐・幹部補佐になった私の日々を。

　お薬 ページ10

『んん〜〜〜〜〜〜っっ・・・・・あ・・・・』





　 現在の時刻午前9時。

　 お目覚めです。




　 眠い目をこすり乍ら洗面台に向かう為、

　 リビングへ続く扉を開ける。




　 ガチャ ))



　 『あ・・・・・おはよう、、ござい、、ます。』


治 「お早う。眠たそうだね。」


　 『はい。眠いです・・・ っく・・』



　 出そうな欠伸を我慢して、

　 太宰さんの横を通り、洗面台に向かった。






　 私の顔を見て太宰さんが一瞬にやけたような気がしたのだが、

　 気のせいだろうか？








　 洗面台に着いた私は蛇口を上げ、

　 水を出す。



　 ジャァァァァァ ))





　 水を手で汲んで顔にかける。


　 あ、冷たい水が私の脳を起こす。






・






・







・







　 −−−−−−−−−−−とはならなかった。







　 ぴちゃ・・・・ぴちゃ・・・・



　 は？









　 水をすくい上げたと思ったんだけど・・・・


　 スルスルと下に流れていく。







　 は？ ←




　 手が・・・・・


　 手が・・・・・・・・






　 『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！』

治 「如何したんだい？」





　 『太宰さん！如何しましょう！？手が・・・てが・・・・』



　 太宰さんに手を見せる。



　 『【 猫の手のなってます！！ 】』







治 「うん。成ってるね。」


　 『うん。成ってるね、って此れじゃ何もできませ、、、、、んぅ・・・』





治 「すごぉい♪ ちゃんと感じるんだぁ♪」





　 太宰さんは私の耳を触った。



　 頭 の 上 に あ る 耳 を






　 後ろを振り向き鏡を見ると・・・


　 『はあ？』




　 私の頭の上には猫耳が・・・・・







　 ・・・・・考え付くのは・・・・


　 『太宰さん！ 何てことしてくれちゃってんですか！？』

治 「え、私じゃないよ？」


　 『嘘つかないで下さ、、んぁ』




治 「朝から脳はフル回転だね。そうだよ。私がしたんだよ。」


　 『ふぅ・・・う・・・・やめてくだしゃ、、い・・・・』






　 太宰さんは私の猫の方の耳を弄っている。


　 『くしゅっ・・・くしゅんっ！』



　 如何しよう・・・・・鼻がムズムズする・・・

　 何故なら私は、



治 「 ！？・・・若しかして・・・・猫アレルギーかい？」

　 『ひゃ・・・い・・・・くしゅんっ！』





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ドンッ））「（名前）。」

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