てな訳で ページ27
・・・・・てな訳で今に至る。
スースー と、規則よい寝息を立てる中也さんと反対に私は眠れない。
やっぱりソファに・・・
と思いベッドから出ようとするも、
中也さんの腕が私の腹部をがっちりとホールドしてるから無理。
眠れないよぉぉぉ・・・・・
ドキドキしすぎて眠れないよぉぉぉ・・・・
−−30分後ーー
スッとお腹にあった重みが消え、
私の背中にあった温かさが消えた。
それと同時に布団が少し捲られる。
『中也さん?如何しました?』
中也さんが起き上がったのだった。
中也「ん・・・やっぱり寝てなかったんだな。」
中也さんは再び布団に潜る。
中也「A、こっち向け。」
『無、、無理です!』
中也「良いから向け。」
向かい合わせで布団に入るとかできる訳ないじゃないか!!
何て思って、中也さんに背を向けた儘にしていたのだけれど、
『っ〜〜』
強制的に向かされたのであった。
中也「可愛いな。」
『可愛いなんて言葉は私に使う為の物じゃありません!
其れとも失礼ながら中也様のお目目は節穴でございますか?』
中也「俺の目は節穴でも何でもねぇよ。」
と、私を抱きしめて背中をさする。
悶えるなんてものじゃなかった。
それ以上になんだか嬉しくて、
なんだか安心して、
なんだか心地よくなってしまって、
私は何時の間にか中也さんの腕の中で眠っていたのであった。
中也side
背中をさすってやっていると、
気持ち良さそうに寝息を立て始めたA。
太宰と部屋で電話していた時の事だ。(以下回想)
治 ≪中也。≫
「んだよ?」
治 ≪Aは急に悲しそうな顔をすることがないかい?≫
「嗚呼、偶にあったな。でも、この頃多くなってきてるような気がするんだが。」
治 ≪中也も同じことを思っていたんだね。≫
「みてぇだな。手前と同じ考えってのは気が乗らねぇが。」
治 ≪私も反吐が出そうだよ。・・・・
この頃眠れていない事もあるみたいなんだ。
私が隣にいて子守唄を歌ってあげれば眠れるのに、
私と一緒に寝ることをAは嫌がるんだよ。≫
中也「其れはしょうがねぇな。」
治 ≪だから今日はちゃんと寝させてあげて。≫
中也「手前に云われなくても分かってるってんだよ。」
−回想fin−
中也寝たぞ
糞鯖そう、良かった
ラッキーアイテム
犬
今日は何される?
ドンッ))「(名前)。」
256人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kurumi - 桜夜さん» 話をややこしくしてしまって申し訳ないのですが太宰の入社試験で買った描写もありますが、「太宰、中也、十五歳」で中也が太宰に突撃する少し前、「完全自殺読本」を読んでいるシーンがあります! (8月2日 16時) (レス) @page7 id: 36a2ebbf69 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - 桜夜さん» ご指摘ありがとうございます。訂正してきました。教えて頂けて良かったです! (2018年9月24日 10時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
桜夜 - あの、読ませて頂いているのですが、お風呂に出てくる「完全自殺読本」は、太宰さんの入社試験の時に買ったのでは?(本に乗っています) (2018年8月19日 15時) (レス) id: 0d733c9466 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ - 夏。さん» 触手ネタ・、、、思いつきませんでした!良いですね!久しい夢が触手ネタ!ありがとうございます!使わせて頂きます! (2018年7月3日 18時) (レス) id: 3fa5b6199d (このIDを非表示/違反報告)
夏。 - 夢の内容リク効きますかね?もしも効くのであれば触手ネタがいいです!←(変態)そして起きてみたら現実だった…みたいな?いつも見てて面白いので今回リクエストさせていただきました!通れば嬉しいばかりです!(*´∀`) (2018年7月3日 18時) (レス) id: 836c6fb7cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月瀬ゆうめ | 作成日時:2018年6月9日 15時