ねぇ三途くん《東リベ》《三途春千夜》

日常12 ページ15

電話がかかってきているが名前が出る気配は全くといっていい程ない。




何故か？それは、名前がこの男。半間を嫌っているからだ。




嫌った理由は、しつこ過ぎるのと、わざと名前が嫌がってることをしてくるからだ。




それは良いとしてﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ、とスマホがずっとなっている。




着信拒否しても何回もかけ直してくる。




『(あぁ。うるさいな。)』




お互いに譲らないﾞ電話ﾞという戦いが続く。




最終的にはいつも名前がひいてしまう。




だが、人の前で電話するのはいくら三途でも嫌、というか小恥ずかしいので自室に移動する。




《あ、もしもーし？名前ちゃんっ〜？》




『…何』




嫌々返事をする。




《いや〜特に用事はないよ〜？強いていうなら暇だから構え〜？》




『…は？切る』




『(そんな要らない用事で三途くんとの時間を……)』




《ちょっと待てy(ﾌﾞﾁｯ




へっ、切ってやったぜ☆((何故か誇らしげの名前ちゃん))

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