ん家3 (ページ17)

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黄side

収録が終わりここから更に仕事組と
帰る組に別れる

帰るのは俺とシゲと照史やった

橙「俺友達の店寄ってから帰るからここでええわ」
マ「そうですか。わかりました！」

照史が一人で帰ったので
マネージャーさんか送るのは俺らだけになってしまった

赤「どうする？ご飯何食べたい？」
黄「うーん…特に希望は無いかなぁ」
赤「そっかー…」
黄「今から作るのって時間かかるん？」
赤「別に今からなら平気やで？」
黄「ならシゲの油淋鶏食べてみたい！」
赤「俺の？」
黄「前に得意料理やって言ってたやろ？」
赤「おん！作る！マネージャー！スーパーまで！」

さっきまで寝てたような人には見てへんな
そんだけ疲れているハズやのに
テンションすんごい上がっていて
マネージャーさんも耐えきれず笑ってる

このままシゲのお家にお邪魔して…
ん？明日も一緒なら…

黄「マネージャーさん！先に俺の家行って欲しいー」
赤「え？なんで？」
黄「泊まるなら下着とかだけでも持っていこうと思って」
赤「と、泊まるん！？」
黄「え、アカンかった？」
赤「あかんくない！泊まって！」

マネージャーさんの笑い声が響いてるわ

マ「本当に仲良しですね！わかりました。先に中間さんの家に向かいます」
赤「はーい！」

お泊まりに決まった途端さらに元気になったわ
ただノリが遊んでいた友達が急遽泊まることになったから
夜中まで遊べると思っている小学生やねんけど

こないだのかっこよさはどこへ行ってもうたんや

赤「うわぁ、楽しみやなぁ！」
黄「はいはい。あ、パジャマ貸してな？」
赤「え？ええけどなんで？」
黄「最近暑くて着てへんから探すのめんどいねん」

わざわざクローゼット開けて考えるぐらいなら
シゲに借りた方が早いからな

赤「あ！また裸族してるんか！」
黄「しゃーないやん！暑いねんから！」
赤「ちゃんと、寝る時もクーラーつけろよ！」
黄「喉やられるし！冷えるやろ！」

マ「あははっどっちが子供か分からない喧嘩ですね」
赤黄「こんなやつと一緒にするな！」
マ「あははっハモってるじゃないですかー」

マネージャーに笑われつつ車がゆっくり止まる
外を見ると俺の家の前やった

黄「あ、マネージャーさんは急ぎ？」
マ「いえ、事務所に戻るだけなんで」
黄「待っててもらってもええかな？」
赤「俺荷物持ち行こか？」
黄「そんな量ないわ」
マ「大人しく待っておきましょう！」

2人を置いて自分の家で荷造りをする
と言ってもホンマに量はない