ん家3 (ページ35)

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赤side

負けた瞬間は最悪やったけど
まさかの展開！

俺が運転席に座ると
淳太は助手席へ

赤「遊びたかったやないん？よかったん？」
黄「ん？嫌やった？」
赤「俺は2人で嬉しいで」
黄「ならええやん」

車を出す
2人とも下は水着やけどパーカー羽織ってるしええやろ

黄「シゲ焼けた？」
赤「マジで？今別に繋ぎないからええけどさ、日焼け止め塗ったのに…」
黄「もしかして俺も焼けてる？」
赤「んぁ？いや、分からへんわー」
黄「境目やないとわからんよなぁー。首とかどう？」

丁度信号待ちで止まったから淳太を見ると
項を見せつけるように髪を上げて
こちらに首を見せている

イタズラ心が騒ぎ出したから
その首に軽くキスをする

黄「わっ！アホか！」
赤「やって、無防備すぎるって！」
黄「そういう意味で見せた訳やないわ！」
赤「ほら！コンビニ着くで！」

何とか目的地に到着したから
誤魔化して降りる

黄「コーヒーって皆何欲しいか聞くの忘れてたわ…」
赤「全員ブラックでええやろ？」
黄「スタッフさんもおるからいろいろ買ってみよか」

俺がカゴを持つと
どんどん飲み物を入れていく
ついでに摘めそうなお菓子なども入れていく
そのままレジへ
財布を出そうとする淳太の手を掴む

赤「いやいや、俺が払わんと意味ないやんけ」
黄「別に良くない？」
赤「てか彼女に払わすやつ居らんやろ」
黄「俺男やもーん」
赤「俺の女なのは分からへんねんから諦めろ」
黄「シゲもなかなか折れへんよなぁ」

俺が折れへんのが伝わったみたいで
諦めてくれた

一緒に袋を持ち車に乗る

赤「このまま逃走したろか」
黄「えー。海楽しい」
赤「その割に大人しくない？」
黄「そりゃ、お前らが計画してること知ってるもん」
赤「え？」
黄「誰がええ彼氏なんて何時までやるんさ」
赤「やって！」
黄「俺が1人を選ばへんから悪いんやんな…」
赤「あかん！選んだらフラれる人居るってことやろ？」
黄「そうやね」
赤「俺は皆でこうやって過ごせるんも楽しいねん」
黄「そっか」
赤「俺だけが選ばれたら嬉しいけど…」
黄「今回の景品は？」
赤「…淳太と夜過ごす」
黄「俺の知らん所で…」

確かに淳太の許可なくしてしまったけど…

黄「ま！ええよ！他何がするんかな？」
赤「さぁ？企画自体はホンマに見切り発車やわ」
黄「夜のビーチ皆で花火出来たらええなぁ」
赤「そうやなぁ…探しに行こか！」

まだドライブしていたいしな

黄「うん！ホームセンターとかならあるんやない？」