彩りのイロハ【えんえんえんぶえん】【派生作品】

バッタリ屋敷 ページ24

「い、いやぁぁぁぁぁ！！来ないでぇぇぇ！？」


必死に逃げるイロハ

後ろには、たくさんのお化けが追いかけてきていた


…彼女特有の迷子になりやすさが、ここで発揮されてしまったのだ

たった1人で暗い部屋を探索する勇気、そして運動が苦手なのにずっと走っていることを褒めて欲しい


もうやだ……早く帰りたい…………


そんな感情で埋め尽くされている





「に、逃げ切った…の…？」


一心不乱に走り続けたからかいつの間にかお化けは消えていた

ところどころに残る靄に惑わされないようにまた彼女は歩み始める



そこには、沢山の仲間がいた


「わ、み、みなさん……、？…あれ…」



はずだった

1人、また1人と消えていく

彼女の足元にまで滴る赤い色が、仲間の結末を示しているようだった

彼女もきっとこうなるのだろうか


…幻だと気づくこともできず、絶望に満ちているイロハに迫るのは、




ゲームオーバーの証だった



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なんかランキング載ってる…！？！？！？

やばい、ありがとうございます……！！！

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