280話 ページ35
. 豪炎寺side
円堂｢豪炎寺ッ！！｣
円堂がボールへ手を伸ばす刹那、Aは僅かに早くボールの前へ立ち塞がりタイミングを合わせて蹴り返した。
円堂、鬼道、豪炎寺｢...！！｣
武方三兄弟｢なッ...！｣
跳ね返されたシュートは武方三兄弟の間を通り抜け、電柱に当たり、再びAの元へと帰ってくる。
そのボールを手で受け取りながらAは口を開いた。
A｢君らさ...やっていいことと悪いことがあることくらいわかんないの？｣
その瞬間、豪炎寺は酷い寒気を感じた。
目が、本気だ。
A｢...チームメイトを貶す奴は絶対に許さない。そこまで言うんだったら僕が──｣
円堂｢待て！！｣
円堂の声によってAの言葉が遮られる。
Aは｢円堂...？｣と疑問符を投げかけた。
円堂｢氷室、お前は怪我してんだ。だから...お前らの偵察とやら俺が代わりに受けてやる！！｣
A｢円堂...！？｣
友｢何言ってんの？｣
勝｢チョー意味わかんないんだけど？みたいな？｣
円堂｢ストライカーなら相手のキーパーの力が知りたいんじゃないのか！？｣
円堂は敢えて挑発をかけるように踏み出した。
努｢...そりゃあそうだな｣
円堂｢お前らが豪炎寺よりすごいと言うなら！！俺からゴールを奪って証明してみろッ！！！｣
すると鬼道は冷静に呟いた。
鬼道｢これは五分と五分の偵察だ。なぜならこちらはキーパー力、そっちはフォワード力を見せ合うんだからな｣
A｢...なるほどね。確かに僕がやるよりそっちのがフェアってことか｣
円堂｢さあ、やるのかやらないのか、どっちだ！！｣
勝｢卑怯者の豪炎寺クンとは違って俺達が逃げるわけないっしょ、みたいな？｣
円堂｢よし、ついてこい！｣
そんな様子をたまたま居合わせた宍戸は慌てた様子で皆に知らせなくちゃ、と駆け出して行った。
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豪炎寺修也推し - 奏奏奏さん» お久しぶりです！受験生なのですね。無理せず、奏奏奏さんのペースで頑張ってください！ (2019年10月22日 21時) (
レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
水銀(プロフ) - ここまで一気読みしてしまいました！主人公と豪炎寺の関係性最高です…！！これからどうなっていくかとても楽しみです！ (2019年8月29日 0時) (レス) id: 78abf1c607 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣蘭(プロフ) - 奏奏奏さん» 了解だよ！宜しくねー！ (2019年5月21日 19時) (レス) id: 396c72dd9d (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 麻衣蘭さん» 承認致しました！当方あまりこちらのサイトに詳しくありませんのでフレンドシステムを使ったことが無く...(汗)もし何か必要なことがあれば仰って頂けると嬉しいです*_ _) (2019年5月21日 18時) (レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣蘭(プロフ) - 奏奏奏さん» わわっ！本当ですか！？是非是非！嬉しいです！申請送っておきますね！ (2019年5月21日 18時) (レス) id: 396c72dd9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏奏奏 | 作成日時：2019年2月14日 22時
