268話 ページ23
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夕香のお見舞いを終え、豪炎寺と共に円堂宅を目指し歩く2人。
空は先程よりも暗さが増していて、所々に散りばめられた星々とのコントラストが美しいハーモニーを奏でている。
今日の練習のことを話しながら歩いていると、円堂宅の手前の曲がり角で秋と出会う。
秋「氷室さんに豪炎寺くん...！2人とも円堂くんの家に？」
A「そうそう、円堂に呼ばれてね」
「お邪魔します」と言いながら円堂宅の扉を開けるA。
A「...ぅえ...！？」
Aが目にしたのは玄関に乱雑に並べられた沢山のシューズ。
恐らく一之瀬のものだろうか、雷門中の指定シューズの中に1つだけ別のものがあった。
温子「あら！秋ちゃんAちゃん、いい所に来たわ。お料理手伝って！」
するとひょこりと台所から円堂の母である温子が顔を覗かせる。
秋「あ、はい...！」
A「...てことで手伝ってくるよ！修也鞄持ってっといてくれる？」
豪炎寺「わかった。手伝いの方、頑張れよ」
Aは豪炎寺に鞄を手渡しながら軽く頷いて台所の方へ歩いていく。
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温子「一之瀬くんの話が聞きたいって次々と集まってきちゃって大変なのよ〜」
A「そ、そうだったんですね...」
温子はフライパンで炒め物をしながら、Aと秋はありったけのご飯でおにぎりを作りながら話している。
Aは思わず温子の呟きに苦笑いをしてしまった。
秋「...でもみんな同じこと考えてたんだ。いいなぁ...今日だけは男の子に生まれ変わってサッカーの話で盛り上がりたいな...！」
A「...女の子としてサッカーの話で盛り上がってもいいんじゃない？きっと楽しいよ。」
Aは秋へ微笑みかける。
すると秋は一瞬きょとんとした表情を見せるが、「それもそうね」と笑ってくれた。
その後、僕らはみんなでおにぎりを温子さんが作ってくれたおかずと一緒に頬張った。
僕がこっそり一つだけ具の中にワサビを混ぜ込んだイタズラおにぎりはどうやら壁山に当たったようで終始口から火を吹いていた。
豪炎寺「...お前自分がわさび入りのおにぎり当たる可能性のことを考えなかったのか？」
A「大丈夫！どのおにぎりに仕込んだか覚えてたから！」
そう満面の笑みで応えると、苦笑いで返されてしまった。
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豪炎寺修也推し - 奏奏奏さん» お久しぶりです！受験生なのですね。無理せず、奏奏奏さんのペースで頑張ってください！ (2019年10月22日 21時) (
レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
水銀(プロフ) - ここまで一気読みしてしまいました！主人公と豪炎寺の関係性最高です…！！これからどうなっていくかとても楽しみです！ (2019年8月29日 0時) (レス) id: 78abf1c607 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣蘭(プロフ) - 奏奏奏さん» 了解だよ！宜しくねー！ (2019年5月21日 19時) (レス) id: 396c72dd9d (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - 麻衣蘭さん» 承認致しました！当方あまりこちらのサイトに詳しくありませんのでフレンドシステムを使ったことが無く...(汗)もし何か必要なことがあれば仰って頂けると嬉しいです*_ _) (2019年5月21日 18時) (レス) id: 3daaf042e6 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣蘭(プロフ) - 奏奏奏さん» わわっ！本当ですか！？是非是非！嬉しいです！申請送っておきますね！ (2019年5月21日 18時) (レス) id: 396c72dd9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏奏奏 | 作成日時：2019年2月14日 22時
