第三十三話 第2次部隊 ページ49
蒼「ところで…誰が誰と闘うんだ?」
重い口を開いた蒼の瞳は、まるで軽蔑したような冷たい目つきをブレアに向けていた。
ブレアは睨み返しながら、一度置いてあった剣を持ち直す。
そんな二人を、レーンは何も言わず不安気に見つめる。
ジェ「そんな事しなくても良い。今は話し合いの時間だろう」
ジェネが二人をなだめると、二人は反対方向を向く。レーンは喧嘩にならなくて良かったと、ほっとして胸を撫で下ろした。
碧は横目で見ながら、
碧「そもそも、何人いるの?」
碧からの言葉に、なんは指を折って数え、明るく言う。
な「んー……。1、2……19人?」
メ「でもさ、元はと言えばぼくから言い出したんだから、レーン兄ちゃんは関係無いよ。参加しないでいいと思うな」
蒐「琴音と蒐は回復役や。戦いには慣れてないんや。回復だけしていいか?」
碧「とはいっても、16人……。2つに分けても、8人……」
ロ「あら。なら、私も観てていいかしら?どちらかと言うと、あまり被害を出したくないの。」
皆は思い思いの意見を言った。人数を減らすため……とは可笑しいが。
樹「ならさー、僕…あ、俺とジェネは第2次部隊ねー!!」
樹が楽しそうに言うと、ジェネは、
ジェ「第2次部隊って言い方は……。あぁ、俺も樹に賛成だが…。負けそうな時を考えたら、断然そちらがいいだろう」
と言う。
その言葉に、樹は、「こっちの方が何かカッコイイじゃん!!」と笑み。
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ひなあず - ん、もしかしてバグってるだけ… (2018年3月28日 14時) (レス) id: 9a3a6fed87 (このIDを非表示/違反報告)
ひなあず - すみません!オリジナルフラグの外し方がよく分かんなくて!すぐにわかり次第外します! (2018年3月28日 1時) (レス) id: 9a3a6fed87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなあず | 作成日時:2018年3月28日 1時