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「大丈夫ですか?」

オリバンダーの店の前で惚けているカトレアの肩を叩いたのは先程別れたマクゴナガルだった。

マクゴナガルは片手にシロフクロウの入った籠を持っており、立ち尽くすカトレアを心配そうに覗き込んでいた。

『...大丈夫です。ご心配をお掛けしました。』

カトレアはニコリと微笑むと、マクゴナガルの持っている籠に目を向けた。

真っ白な羽をもつシロフクロウは、ハリーの相棒となるヘドウィグのようでとても賢そうだった。

ペットは任意だったため買いに行っていない。

買うならばやはり梟だろう。

かわいいし、家族や友人にフクロウ便を送ることができる。

「大丈夫ならいいのです。ああ、それと、私から貴方にプレゼントです」

マクゴナガルは片手にもった籠をカトレアに見せるように持ち上げると、優しく微笑んだ。

『(プレゼント...え、プレゼント...?マクゴナガル先生が私に?嘘でしょう...)』

傍から見れば、突然のプレゼントに驚き目を見開いているようにしか見えないが、実際のカトレアは驚きや困惑で頭の中が爆発していた。

それこそ、自分が厄介な杖に選ばれたことを一瞬でも忘れてしまうほどに。

ハリーポッターのマクゴナガル先生といえば、クィディッチで100年以来の1年生選手になったハリーに期待してニンバス2000を贈ったりすることもあったが、他寮の生徒にも自寮の生徒にも厳しいことが有名だったはずだ。

そのマクゴナガルが出会って間もないカトレアにプレゼントを贈るだなんて、誰が想像しただろうか。

「個人的にはペットは猫が好きですが、梟なら家族に手紙を送ることもできます。」
『ありがとうございます...』
「いいえ、慣れないホグワーツだと思いますが、頑張ってくださいね」

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- とても面白いですっ!!物語が丁寧だし読みやすい…更新頑張ってください!! (2月6日 22時) (レス) @page8 id: cc7c78e963 (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - ものすごく面白いです!!更新頑張ってください! (2021年11月29日 19時) (レス) @page45 id: a84d0456a3 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 蒼月さん» はい!私のイメージだとそうです!! (2021年9月27日 10時) (レス) id: b0c551b146 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 宵桜の館さん» なるほど!! 例えば、夢主の近くにいる不死鳥をフォークスのような紅だとしたら、夢主のアニメーガスはONEPIECEのマルコのような蒼_とかで合ってますか? (2021年9月26日 12時) (レス) id: 1cda098b14 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 初めまして、楽しく読ませてもらっています!不死鳥は、色を変えてみては如何でしょうか?あくまで個人の意見ですし、蒼月さんの考えに添えているか分かりませんが... (2021年9月26日 12時) (レス) @page43 id: b0c551b146 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼月 | 作成日時:2021年5月20日 21時

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