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マクゴナガルと別れ、カトレアは家族の待つ家に帰った。
買った荷物は各それぞれの店で家に送るようにしており、カトレアは手ぶらで2人の妹に出迎えられた。
「「お姉ちゃん、おかえり！！」」
「ただいま、リリー、チュニー」
ダイアゴン横丁から飛んできたマクゴナガルから貰ったシロフクロウがちょうど家に到着し、3人と1匹で家の中に入ると、たくさんの荷物とともに父と母がカトレアを出迎える。
「おかえり、カトレア。おや、綺麗なシロフクロウだね」
『ええ、向こうでは梟に手紙を運んでもらうんですって。』
「梟に！？」
「お姉ちゃん、学校に行ってもちゃんと手紙ちょうだいね！」
ああ、妹たちがかわいい。
もちろん、送るに決まっている。
ペチュニアのことが心配ではあるが、今魔法に対して嫌悪感を抱いていない彼女にこれからがどうこうといったところで、今は今、未来は未来だ。
「カトレア、この子の名前はどうするの？」
騒いでいる妹たちを見て微笑んでいるようなポーカーフェイスの中で思案していたカトレアは、母の言葉でマクゴナガルからのプレゼントのメスの梟に目を向けた。
籠に入ったシロフクロウの周りを興味津々でうろついている妹たちには微塵も興味を示していなかったシロフクロウは、カトレアの視線に気づいたのか、その綺麗な琥珀色の目でじっと見つめ返してくる。
そのまっすぐな目が前世で1番大切にしていたと言っても過言ではない贈り物と重なって見えた。
『アンバー...貴方はこれからアンバーよ。よろしくね』
アンバー＿日本語で言うと琥珀。
その名前は白色の羽の中で輝く琥珀色の瞳そのものだった。
大胆で、かつシンプルなそれは、前世で椿が一等大切にしていた両親からの贈り物だ。
流石マクゴナガルが選んだ梟というか、とても頭が良く、カトレアの声に返事をするように小さくﾋﾟｰと鳴いた。
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雅 - とても面白いですっ！！物語が丁寧だし読みやすい…更新頑張ってください！！ (2月6日 22時) (
レス) @page8 id: cc7c78e963 (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - ものすごく面白いです！！更新頑張ってください！ (2021年11月29日 19時) (レス) @page45 id: a84d0456a3 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 蒼月さん» はい！私のイメージだとそうです！！ (2021年9月27日 10時) (レス) id: b0c551b146 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 宵桜の館さん» なるほど!! 例えば、夢主の近くにいる不死鳥をフォークスのような紅だとしたら、夢主のアニメーガスはONEPIECEのマルコのような蒼＿とかで合ってますか？ (2021年9月26日 12時) (レス) id: 1cda098b14 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 初めまして、楽しく読ませてもらっています！不死鳥は、色を変えてみては如何でしょうか？あくまで個人の意見ですし、蒼月さんの考えに添えているか分かりませんが．．． (2021年9月26日 12時) (レス) @page43 id: b0c551b146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼月 | 作成日時：2021年5月20日 21時
