ホグワーツの天才児番外まとめ【ハリポタ】 (ページ2)

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1周年記念 Ⅰ ページ2

『2022年4月20日はこの"ホグワーツの天才児"の1周年だったそうよ』

アシェル「作者は忘れてたそうだけどね」

オリビア「そんなこと今気にしたって仕方ないでしょ」

レオ「まぁまぁ2人とも落ち着けって。ま、遅刻してることには変わりないけどな」

ソフィア「でも1周年の記念に特別なストーリーがあるみたいだよ」

『そう！いつも応援してくださっている皆様へと1周年記念スペシャルストーリーを贈らせてもらうわ！』

『「「「「それでは、どうぞ！！」」」」』

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今日はいつもよりも少し"いい日"だったとカトレアは思った。

朝食ではお気に入りのマフィンを温かいうちに食べれたし、闇の魔術に対する防衛術(D.A.D.A.)と変身術では担当教員とマクゴナガルにExcellentと共に寮点を、魔法薬学では忘れ薬を1番初めに調合できたとしてスラグホーンから安らぎの水薬を貰った。

特別に"いい日"だった訳では無いけど、スリザリン生に絡まれることも無く一日を過ごせたのは実に平和な日だった。

だから油断していたのかもしれない。

夕飯の時間までオリビアとソフィアと図書館で過ごし、寮に帰る途中。金の粉が舞うオーロラの羽のようなものが視界の端を横切り、思わずそれを目で追った先にあったのが廊下に掛けられていた見慣れない大きな鏡だった。

近づいた訳では無い。手を伸ばして触れた訳でもない。

しかしカトレアにはその鏡に映るかつての自分(西園寺椿)に手を伸ばして触れようとする自分の姿が見えていた。

鏡の中の自分もカトレアに向かって手を伸ばしていて、その両方から伸ばされた手が鏡越しに触れた瞬間＿

カトレアの意識は暗転した。