ホグワーツの天才児番外まとめ【ハリポタ】 (ページ1)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:1,600 hit

ジェームズ・ポッター誕生祭 2022 ページ1

.
作者のモチベ維持のための未来捏造です

◤◢◤◢注意◤◢◤◢

☆時間軸はリリー達がホグワーツ卒業後、結婚してハリーがお腹にいます

☆まだ忠誠の術はかけてません

☆本編の未来とは全く関係ありません

⿴⿻⿸

『こんばんはリリー、ジェームズ』

「やぁ親友、邪魔するよ」

「お邪魔します」

「こ、こんばんは...」

その夜、ゴドリックの谷にあるポッター夫妻の家にカトレア、シリウス、リーマス、ピーターが次々に姿現しで訪れた。

「やぁやぁ、皆よく来てくれたね！今日はそう、この僕＿ジェームズ･ポッターの誕生日だ。この暗いご時世ではあるが皆で僕の生誕を祝って楽しもうじゃないか！」

ジェームズは妻であるリリーの手(魔法)によって飾り付けられた部屋で椅子にふんぞり返って態とらしく言った。

「全く、ジェームズったら...」

『まぁいいじゃない、今日ぐらいは。なんせ誕生日ですもの』

☆

『この子は元気？』

「うん、それはもう。ポコポコお腹を蹴ってくるのよ」

そう、リリーのお腹にはひとつの生命が宿っている。もう6ヶ月になるリリーのお腹はゆったりとしたワンピースを持ち上げるほど大きい。

生まれるのは7月の末。既に男の子だとわかっているし、名付け親を任せられたシリウスも(リリーは「お姉ちゃんを差し置いて！」と怒ったが)どんな名前がいいかいくつも考え出している。

「お喋りもいいが、そろそろ食べ始めないかい？せっかくのリリーの料理が冷めてしまうよ」

リリーと話すカトレア、ジェームズと話すシリウス達はリーマスの呼び掛けで集まり、リリーの杖の一振で豪華な料理が机の上に現れた。

「では乾杯の音頭は僕がとろう。

では改めまして皆様、今宵は我が親友ジェームズ･ポッターの誕生日だ。悪戯に、クィディッチに、そしてリリーが大好きなジェームズはなんと今日で19歳。あんな奴がまさか意中の相手を射止めて子供もいるなんて僕は今でも信じられないね！

ンﾞんﾞｯさて、皆も知っている通り今魔法界は闇に包まれている。マグル生まれの魔法使いは迫害され、闇に逆らう者は容赦なく殺される。

そんな今の時代だからこそ、笑って歌って騒ぎまくって我々の光で世界を照らす活気をつけようではないか！！

それでは、我が親友ジェームズの生誕を祝って！

乾杯!!!」

「「「『乾杯!!!』」」」

シリウスの音頭で掲げられたグラスがカチンと鳴らされた。