9.偏見の塊 ページ9
⚠黒木がもはやキレ性(((
上杉と黒木が中2設定←まずKZが中2になったと思ってください←
___________________
学校の帰り中、上杉と黒木は珍しく若武から集合がかかり一度家に帰るのも面倒だという事でそのまま秀明に向かう事にした。
夏だしコロナだし、マスク暑いし最悪の連鎖続きで負の気持ちは積もるばかりである。
ここ最近は小塚も「暑い〜暑い〜!!!」と言いながら小塚の大好きな生物や実験などの本を読まずにマスクを付けたり外したりを繰り返していた。
上杉は父母どちらも医療関係者という事で何処か周りから遠ざけられてしまっていた。
だが元々友達という者が少ない上杉にとっては痛くも痒くもない事だった。
隣にいる黒木はマスクを外しもせず、何時も通りな感じに上杉は思わず尊敬の目を向ける。
そりゃ夏にも長袖を着てイキってる奴よりかはしょぼい事かもしれないがこの真夏の中でサンッサンの太陽を浴びながら授業を受け、登校下校をしていたら何時か本当に熱中症などで倒れそうだ。
ボーッと会話もする事もなく駅に向かっていると後ろから声変わりがまだしてないと思われる男の声が聞こえた。
「この人達ぜってぇに一年だって!!」
周りには誰もおらず、後ろでそれもはっきりと聞こえたその言葉に上杉と黒木は驚き同時に後ろを向いた。
そこには、開成の制服で身を包んだ男子二人がそこに立っていた。
あれを言ったと思われる男子は目をらんらんと光らせながら二人を指差し、もう一人の男子は小声で「やめなよ…。」と言いながら指差す男子を引きずろうとする。
「え、だって絶対に一年じゃん!分かんねぇ?お前、本当に目悪いなぁ。しかもこの人達絶対にC組だ!だってC組の人が付けてたストラップ付けてるんだもん!!」
指差す男子が指摘したのは、KZの紅一点である立花彩がくれた「七人でお揃い!」と可愛い笑顔で言ってくれた男子が付けてても違和感なんて無いストラップだった。
だがこれは心外だ、C組は開成の中で一番頭が悪いクラスが入ると言われているが二人は二年であり、そしてA組だ。
上杉は今すぐにも注意してやろうかと口を開こうとした。
だが、その必要は隣にいる黒木の不機嫌オーラに飲み込まれてしまった。
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
、 - ブレwwスwケwwwアwww. (2022年2月17日 23時) (レス) @page11 id: 8122127c3f (このIDを非表示/違反報告)
昴@髪様の使い(プロフ) - 羅夢さん» 多分俺らの学年が可笑しいだけだと思いますよ!!!!←←← おかしくさせたいのならまず自分が可笑しくなったらワンチャン他の人が便乗して可笑しくなるかもしれませんよ!!← まぁとにかく更新頑張りますね!コメント、ありがとうございます!!!! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 694cf4a486 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - 面白いです! スマホ片手に吹きました()うちの学校の人達、みんな健全な通常人間で・・・・・・ 残念です。← 応援してます! 更新頑張ってください! (2020年7月5日 18時) (レス) id: b05ff0e419 (このIDを非表示/違反報告)
昴@髪様の使い(プロフ) - えんがわさん» 俺らの学校がある意味変人揃いなので……これ書くネタなら沢山あるんですよねwww読んでいただきありがとうございます! (2020年6月15日 22時) (レス) id: 694cf4a486 (このIDを非表示/違反報告)
えんがわ - 拝見させて頂きました。面白かったです。こんなに面白い日常が本当にあったらいいなと思いました。 (2020年6月15日 22時) (レス) id: 060dcf777e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ