本当の中学生生活とはこんなものだ 【KZ】

4,明日天気になーれ！ ページ4

夏、蝉が只管煩くなるこの季節。
夏と言っても梅雨なのだが、雨が物凄く降る季節に小塚と上杉の気分はどんよりとしていた。


ほら、良く言うでは無いか。
天気が雨だったり曇だったりすると頭が痛くなる奴。
今まさにそれ状態…って訳では無いが、まぁそれに似た感じである。


「ねぇ、上杉。」

「なんだ小塚……。」


何時もは植物や研究の本などなんか難しそうな本を読んでる小塚は珍しくぼんやりと上の空。

何時もは中学生がやらない様ななんか難しそうな数学をしている上杉も珍しく机に眼鏡を掛けたまま机に突っ伏していた。

それ痛くないのか。


「今日の天気予報はこれって夜まで雨が降るんだよね。」

「あぁそうだな…。」

「なら僕、今から靴で明日の天気が何かを予想するよ。」


ノロノロと上の空の小塚がゆっくりと履いている靴を脱いだ。
何時もの上杉なら、はぁ？馬鹿か？と夢が無い様な発言をするが、今回は別だ。
眼鏡をかけた状態でも机に突っ伏している上杉だ、そんな突っ込みなどこの今のこの二人に存在しない。


「明日天気になーれ！！」


転がった靴は見事に裏面を向いた。
それに小塚はショックを受ける。

「そっそんな…明日も雨だなんて……。」

「大丈夫だ小塚。それは練習だ、次で本番にしようぜ。」


ポンッとショックを受けている小塚の肩に手を置き上杉は、言う。
それに小塚はショックから脱出し、そうだね。と言った。


「明日天気になーれ！！」


地味にやけで思いっきり靴を足で放り投げてしまった。
まぁ結構高い所まで飛ぶなぁと見たらまぁ、何ということでしょう。


ガンっと扉の上の窓に勢い付けて当たってしまったのだ。


「あっ、やべ。」


上杉がそれを言ったのも無理も無い。
何故なら小塚と上杉の後ろには……。


「小塚、上杉、後で職員室な。」

そう、担任がいたのだ。


そして小塚と上杉が怒られてるその後ろの靴は結果後ろの面だった。


終

俺がやった奴←

ごめんね二人共…凄いキャラ崩壊させた希ガス☆
そして先生登場が多すぎてマジやばし←
まぁそれは俺が先生が出てくる様な悪い事ばっかりしているからなんだけどねｗｗｗｗ

ちなみに小塚が俺で上杉が俺のイツメンの一人です←

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