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大貴「じゃー、いっか。」
「…？」
大貴「A俺んちね。今日。」
…
……
「…ん、っ、」
荒々しく閉められたドアの音も聞こえないうちに、
玄関の壁に押し付けられて、始まったキス。
大貴「これ、昨日教えたんだけど。」
「でも、…っや、」
息もさせてくれない。
ふとした瞬間に崩れ落ちそうになる体を、
彼の体で押さえつけられて。
大貴「…っ、」
まだ仕方もわからないキスなのに、舌を上手に出さないと甘噛みで怒られる。
大貴「いのちゃんがさー…」
「…っんゃ、」
大貴「聞いてるー…？」
「んっ、」
こくこく、涙目でそう頷くので精いっぱい。
前のボタンを取る前に、後ろの留め金をはずす彼の冷たい手。
身をよじると、キスで仕返し。
彼の言葉からは感情は読み取れないけど、
荒い吐息とともに首筋を舐めとる熱い舌から、彼の気持ちが知りたくて。
「…ーっふ、」
大貴「あーあ。」
力が抜けた足を掬うように、
困ったように微笑みながら私を抱きかかえた大貴くん。
ヒールの靴が大きな音を立てて廊下に落ちるのも構わずに、
「…いっ、た」
昨日の毛布の形がそのまま残るようなベッドへ乱暴に降ろした。
大貴「あいつ、ほどほどにしてやれって。
昨日が初めてだったんだからさーって。」
「だいきく、ん？」
…彼がなにを考えてるのか、
どうしてもわからない。
優しく笑ってるのに、余裕のなさそうな視線。
馬乗りになって、上半身は裸。
かちゃかちゃとベルトを外す仕草から思わず目を逸らしたくなって、
大貴「逸らすんじゃねーよ。こっちみて、A。」
大貴「…なぁ、
優しくしてほしい？」
「…う、んっ」
大貴「んー…そっか。優しくするね？」
かすれ声で囁きながら、
ぬるって、耳を這った唇。
「やさし、くして…っ？」
ぞくぞくする感覚に自然と浮かぶ涙。
キスがほしくなって、ねだるように首に手をまわす私。
大貴「…ばかA。大貴くんそこまで余裕ねーの。
ま、せいぜい頑張って。」
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あ - そとづらだんし1はもう見れないのでしょうか？ (2018年5月13日 17時) (
レス) id: 698338aa03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最高でした！！！ (2017年9月9日 2時) (レス) id: 7d9cf358f8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - お腹がぐーさん» お返事遅れてごめんなさい、とんでもないですすごく嬉しいです(T_T)今日またきすはぐだんしのほうでそとづらの短編を更新したので読んでいただけたら嬉しいです！これからもちょこちょこ登場するそとづら大貴くんをよろしくお願いします！ (2017年1月9日 21時) (レス) id: a8bbd9eca6 (このIDを非表示/違反報告)
お腹がぐー(プロフ) - 終わった作品にコメントするのも迷惑かなって思ったんですけど、させてください！やっぱりこの大ちゃん最高すぎます！この作品依存性があります笑読みたくなって何回も読んでます！読み飽きません！！あぁ！好きです！！ (2016年12月17日 0時) (レス) id: cd65280646 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 中島まなさん» お返事遅れて申し訳ありません。そとづらの1はフラグがかかってしまっているので、18歳以上のお姉さまのみ読んでいただける形になってしまっています(T_T)申し訳ありませんがよろしくお願いします。 (2016年11月12日 22時) (レス) id: a8bbd9eca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃん
| 作成日時：2016年7月10日 20時
