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…え。
大貴「…なぁ、」
その方向を振り向いた途端、一瞬で表情を変えた彼。
そそくさと背を向けたその人の胸ぐらを掴んで、
大貴「今こいつになにしてた？」
「いや…」
…さっきの言葉が意味すること。
大貴「聞こえねーよ。」
「う…」
被害者なはずの私でさえ、その唸るような冷たく刺すその言葉に足がすくむような感覚を覚える。
か細い声を発しながらなんとか抵抗しようとするその動きを、
その手元の力だけで黙らせてしまう彼。
大貴「…んー…そうだなぁ。
あ、じゃあ質問変えるわ。なにしようとしてた？」
「…な、にも。」
大貴「ん？もっかい言ってみ。」
大貴「…こんな夜中に女の子1人捕まえて泣かせといてさ、
なんもないとは言わせないんだけど。」
静かな深夜の川辺に、淡々と響き渡る声。
「け、さつだけは…」
大貴「警察？呼ばねーよ。」
…だって呼んだらできないっしょ、これ。
…
鈍い音がして、小さくうめき声をあげたその人がその場にどさっと倒れこんだ。
「…だい、」
死んじゃったり、とか、してないよね…？
目の前でこんなことが起きたのが、初めてで。
大貴「次、これやったらどーなるかわかった？」
でも大貴くんは私の声に気をとられることなく、相変わらず抑揚なく彼に問いかける。
未だその場から立ち上がれず力なく頷いたその人に背を向けた。
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あ - そとづらだんし1はもう見れないのでしょうか？ (2018年5月13日 17時) (
レス) id: 698338aa03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最高でした！！！ (2017年9月9日 2時) (レス) id: 7d9cf358f8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - お腹がぐーさん» お返事遅れてごめんなさい、とんでもないですすごく嬉しいです(T_T)今日またきすはぐだんしのほうでそとづらの短編を更新したので読んでいただけたら嬉しいです！これからもちょこちょこ登場するそとづら大貴くんをよろしくお願いします！ (2017年1月9日 21時) (レス) id: a8bbd9eca6 (このIDを非表示/違反報告)
お腹がぐー(プロフ) - 終わった作品にコメントするのも迷惑かなって思ったんですけど、させてください！やっぱりこの大ちゃん最高すぎます！この作品依存性があります笑読みたくなって何回も読んでます！読み飽きません！！あぁ！好きです！！ (2016年12月17日 0時) (レス) id: cd65280646 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 中島まなさん» お返事遅れて申し訳ありません。そとづらの1はフラグがかかってしまっているので、18歳以上のお姉さまのみ読んでいただける形になってしまっています(T_T)申し訳ありませんがよろしくお願いします。 (2016年11月12日 22時) (レス) id: a8bbd9eca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃん
| 作成日時：2016年7月10日 20時
