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帰りの車は光輝くんが運転。助手席に平塚くん。
その後ろに私が乗って両隣は颯太くんと湧くん。
1番後ろに奏音と安嶋くんが乗った。
最初は騒がしかった車内も1時間くらいすると光輝くんと平塚くんの笑い声だけになっていて、後ろを見ると2人とも寝ていた。
付き合いたてとは思えないくらい寄り添って、羨ましいなぁなんて思いながら前を向き直す
すると、左肩に重さを感じて“もう、颯太くん”と言いかけた時彼の目が閉じていることに気付いた
……いや、ワンチャン起きてる？
朝のことを思い出してそう思ったけど、しばらくすると寝息が聞こえてきて、今度はちゃんと寝てるみたい
綺麗な寝顔に吸い込まれそうになって、無意識に彼に触れようとしていた
我に返ってその手を止める
少しぼーっとしていたら颯太くんとは反対からの視線を感じた
元木「見とれちゃった？笑」
「え、あ…綺麗な顔してるなって思って」
元木「否定はしないんだ？笑
寒そうだからこれ掛けてあげて」
そう言って渡された湧くんのパーカーを掛けると颯太くんが寝返りをうつ
ふっと肩が軽くなってちょっとだけ寂しくなった
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作者名：m | 作成日時：2020年9月26日 1時
