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JN「ユンギが…Aちゃんの寝相がひどいからソファで寝たって朝言ってて…。」
…え、それ本当？
………ユンギ！！！
『もー恥ずかしい…そんな事言ってたなんて…。』
JN「…はは。」
戻って来なかった理由なんて…わかってる。
みんなの前でそれを言えないのもわかってる。
けどさ！！
JN「Aちゃん？」
『あ、すみません…ぼーっとして。』
JN「……。」
足を止めたソクジンさんと目が合う。
JN「……あのさ、ユンギの…___
Y「A！」
『ユンギ…。』
Y「マネヒョンからもう着いたって連絡あって…本当に心配したんだぞ。」
『ごめんね…。』
Y「…ジニヒョンもお疲れ様でした。…さ、行くぞ。」
JN「…おう。」
ソクジンさん、何を話したかったんだろう…。
続きが気になったけどユンギに手を引かれて先に玄関の中に入ってしまった。
そのまま部屋までぐいぐいと連れて行かれる。
T「あー、Aちゃんお帰り！遅くまで大変だったね！」
『あ、テヒョンさんお疲れ様で…わ！』
ばたん。
……。
ユンギの機嫌がとてもよろしくない。
覚悟はしてたけど、やっぱりちょっと怖……。
Y「はぁーーー。」
盛大な溜息をつかれてびくっとする。
でも振り返ったユンギの顔は怒った顔じゃなかった。
Y「…おかえり。」
『…ただいま…。』
ぽんぽん、と頭を撫でられてぎゅうっと強く抱きしめられた。
これ、昔から私がユンギより遅く帰った時よくしてもらってたやつ。
懐かしい。
嬉しい。
……もし、
もしも恋人同士なら、この先どうするの？
キスして、それから昂った気持ちのままベッドに行く？
私ユンギにキス…して欲しいの？
Y「…A…。」
少し距離を取って顔を覗き込んできたユンギを避けるように、ユンギの胸に額を押し付けた。
今絶対顔見せられない。
考えてる事ぜんぶ、伝わってしまいそう…。
待って。
こんな事考えるなんて。
わたし、欲求不満なの！？
いたたまれなくて、ユンギの胸に訳もなくぐりぐりと頭を擦り付ける。
『朝！みんなに私の寝相が悪いって言ったでしょ！』
Y「あー…ジニヒョンに聞いたの？」
『そうだよ！もう変なこと言わないで！恥ずかしいから！』
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作者名：そー | 作成日時：2019年10月13日 21時
