【if】 ページ27
「最近if多いな」
『作者の気分だそうです』
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千景side
組織の奴、いわゆるブレーン的な役割の結構な幹部の女に、バレた
何がとか、言わなくても分かるだろう…
ディセンバーの事。
俺は、とにかく、もみ消すため、見てなかったことにさせるため動いた。
普段は絶対、死んでもやってやらないと決めていたハニトラだってした。
そうすれば、思いの外、すぐオチた
その後はなにもなかったかの様に、ディセンバーに何かあるわけでもなく平和だった
幹部がそれで良いのかとオトした俺が言える立場じゃないが心配になったが、
問題はそこじゃない
ハニトラの現場を見られた
彼女であるAに。
死んでもハニトラしてやらないと決めていたのはA以外の女に触れたくなかったから。
監督は、まぁそういう感情を抱かなさそうだし、Aとも仲が良いし、むしろ俺達の仲を取り持ってくれた人だから良いけど
Aに、組織の事を背負わせたくなかった
本来なら俺なんかとは関わらず、普通の幸せを手にいれて、暮らして欲しかった
だから、想いを告げられた時も
嬉しくて…………本当に、嬉しかったが
「君は、普通の家庭を築いて、他の人と何も変わらない、平凡で、尊い幸せを手に入れるべき人なんだ、、だから、俺なんて、選ばないでくれ……」
そう、言ったのに
『見くびらないでください』
彼女はピシャリと言いきり、
それから、ふわりと真剣な眼差しを崩し、微笑んだ。
『私が千景さんが良いって言ってるんです。その言葉に、嘘も、裏も、ありません。』
貴方と幸せになるんです、と彼女が言って、そのあと
『それとも、それは、私の告白を断る方便ですか？』
そんなわけ無いのに、その翡翠が埋め込まれたかのような瞳に影を落とす
「そんな、わけ無いだろ」
それから、幸せに、平凡に、彼女を守り続けていたのに。
「A、」
『だ、めです、今、きっとひどい顔してる、』
「違うんだ…あれは」
『わかってます、千景さんが、浮気とか、そんなこと、するわけ……無いんです、』
「………………」
『でも、理解が、追い付かなくて、』
「A………」
『すぐに、いつも通りに、するので……！』
「そんなことを望んでるわけじゃない」
『え…………？』
「話してくれ、全部。君の気持ちの、余すところなく。」
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みむまむに(プロフ) - 茗荷谷さん» わ、リクありがとうございます！了解です！！！ (2020年11月19日 6時) (
レス) id: c45f50d5a3 (このIDを非表示/違反報告)
茗荷谷 - 三好と、、、いちゃいちゃ、、、お願いします (2020年11月18日 21時) (レス) id: 1032255a07 (このIDを非表示/違反報告)
みむまむに(プロフ) - 茶いるどさん» いえいえ！楽しんで頂けて嬉しいです！！ (2020年6月14日 7時) (レス) id: c45f50d5a3 (このIDを非表示/違反報告)
茶いるど(プロフ) - リクエスト採用ありがとうございました‥すごい面白かったです！！！！！！！！流石の臣くんでしたね…紬さん可愛かったですぅぅ (2020年6月13日 23時) (レス) id: 73714ee3c1 (このIDを非表示/違反報告)
みむまむに(プロフ) - 茶いるどさん» 更新してすぐ来てくれて泣きました！！大好きとかもう嬉しさしか無いです……！！めっちゃ感謝しかないですう！！！ありがとうございます！何回でもリクしてください……！更新がんばります…！！！ (2020年6月13日 21時) (レス) id: c45f50d5a3 (このIDを非表示/違反報告)
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