WEST短編集 (ページ2)

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そう思いながらも、中々ウインク出来へんくて2分位かな？経った時に淳太にして
後、3人やらなアカンねんけど、様子見で、間を空けとったら、"残り1分半やん"って言う照史に若干焦って2人目、3人目として少し話とったら、照史が、"6、5…"ってカウントダウン始めたから、最後は、照史って思って残り3秒で照史にしたら、それを見られとって、俺の負けでウインクキラーは、終わった

キラーを3回もやったという事で、濵ちゃんから、タンブラーを貰って収録も終わってスタジオを出る

廊下を歩きながら、タンブラーの話をしとって、ふと後ろを見ると腰を擦りながら歩いとる照史が、目に映って、"痛むん？"って声をかけて照史の隣に行くと、"ん？ちょっと？"って首を傾げて答えて、"それ良かったやん"って俺に言うけど
一瞬何の事か、分らんくて、"え？"って返すと、"濵ちゃんの似顔絵"って笑いながら言われ、何の事か分かり、"タンブラーな！"って言うと、"そうそう！"と笑い言う

何となく、ホンマに何となく照史に聞きたくなって聞いてみる事にした

「なぁ」

橙「ん？」

「流星に、キュンってしたんやろう？」

橙「…？おん」

「俺のは？」

って聞くと、"んー…？"って首を傾げられて、伝わってへんのかな？って思って、"ウインク"って言おうとしたら、"望はな…"って言って何を考えてるか分からんけど、俺を見たまま止まる

え!? 何？
只、綺麗で上手いだけ？キュンともせーへん？
とろーんとした目が、良いって言うてくれたんに？
何言われるか分からんから、何や、考えるだけで凹んできたわ

そう考えれば、考える程凹むから、"ごめん"って言って照史から、離れようとした時

橙「っ、望のは、奇麗で上手くて！益々…た」

「え？ごめん最後聞こえへんかった」

って、1歩踏み出した足を戻して照史の隣に戻ると、真っ赤な顔をして、俺を見て

橙「だからっ、益々惚れたって！」

「っ！？」

言われた俺は、ビックリしたけど、嬉しくて腰を擦ってたのに抱き着いた

「ホンマ？ありがとう！」

橙「おん…それだけ…？」

と俺の腕から、離れ首を傾げて言われ

惚れたまで言われて、答えんのは、アカンな
そう思い、照史の顔を真っ直ぐ見つめて、ここが、廊下何て事を忘れて

「照史が、ずっと好きでした。俺と、付き合ってください！」

橙「っ、はい！」

って言うのを聞いてまた、嬉しくて照史を抱きしめると、"痛い"と言いながらも、抱きしめ返してくれた