WEST 兄弟パロ短編集 (ページ6)

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すると、2階から、"何でやねん一昨日行ったやんけ"、"もう、流星の照史を独り占めしたいって言うオーラが、出まっくってんねん"と言うのが聞こえると、バタバタと急いで階段を下りてきた淳太は、リビングで照とワチャワチャしてる大毅達の所に行き、"大毅達、買い物行くで"と仁王立ちで言う

すると、何を言おうとしてるんか分かってるんか、ニヤニヤ笑いながら、大毅が、"何でなん？一昨日行ったやんか"と言うとそれに続く様に、"買うもの無いやろう"、"せやで、ちゃんとメモ持って行ったんやから"と智と望も続いて言った

1「はぁ今ん状況知っとって言ってるやろう」

2「あんま兄弟からかったらアカンで？」

4「え～だって、おもろいやん」

1「ええ加減にせな怒るで？」

2「あーはいはい！買い物じゃなくて散歩行こう！」

と手を挙げて淳太をキレさせない様に空気をどうにかしようと明るく言う崇兄を見て、"しゃーないな"と重い腰を上げる様に立ち上がって、"ほなら、行くかぁ"と玄関へ行く大毅と、"淳太キレたら怖いもんな"、"せやなそれは、避けよう"と話しながら、玄関に行った智と望

それを見て、"はぁ"とため息を吐いて俺を見る淳太
"何？"と思い首を傾げると、"偶には、自分出さなアカンで？"と言い淳太も玄関に行った
崇兄は、俺を見て笑うだけで何にも言わずに玄関に行った

何や分からんけど、ええ兄弟を持ったなって思うわ
偶にやけどなほとんど、照をあの3人に取られてるから本間に偶にやで

と思いながら、1人になってポカンとしてる照の隣に行き何も言わずに座った
一瞬吃驚したみたいやけど、何も言わんと優しく俺の頭を撫でてくれた

何やろうたったそれだけやのに今までのイライラが、無くなっていく
だからか、思っていた事が声になる

「何や何時も大毅達ばっかりズルいわ」

3「え？」

「俺も、照とじゃれたいしふざけたりしたいわ」

と言う俺に、"そんなん来ればええやん"と言いわしゃわしゃと撫でられ髪の毛をぐしゃぐしゃにされた
何時もなら、"何すんねん"って言うんやけど、今は、どうでも良くなって照にされるがままで、"じゃあ、今度から溜まったら大毅達が、居っても隣来るわ"と言うと、"あははええよ"と言ってまた、優しく撫でてくれて、ぐしゃぐしゃにされた髪を戻してくれた

これを切っ掛けにイライラが、溜まったら誰が居ようが何してようが照の隣に行く様になった俺