終わりを知らせる砂時計 (ページ9)

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苺チョコミントページ9

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会えない期間どうしてるんだろうと気になっていたけど、こうして2人の撮影が終わると何だか現実に戻されるようで哀しかった

MG「Aー…さん
これ差し入れのアイス！何味がいい？」

『うーん、苺かな
でもチョコミントも美味しそう』

MG「僕がチョコミント食べるから1口あげるよ」

『アンデ〜、わざとでしょ』

ミンギュさんの後ろにはメイキングの撮影スタッフがカメラを構えている
お気になさらず！と口パクしてるがそういうことじゃない。

MG「じゃあ先に食べてよ」

『んっ…！？』

スプーンに乗ったチョコミントアイスは私の口に運ばれた、つまりは…

MG「僕にも苺アイスちょうだい」

『…チョコミントと混ぜてあげます』

MG「うぇ…これこそ歯磨き粉……」

笑いそうになるのを堪えていると、撮影スタッフが「4話目で漸く仲良くなったようですね」と声をかけてくれた。

MG「そうですよ！
彼女はドライなのでまだ心を開いてくれていないようですが」

スタ「そうなんですね〜、聞く所によるとお2人とも正反対の性格だと聞きますが共通点はありますか？」

『今のところ…ないですかね？
役も正反対ですし…ㅎㅎ』

MG「これから！見つけていきます」

『ありませんよ〜』

ミンギュさんは明るくて人当たりが良くて、誰にでもすぐ懐く犬、私は…

MG「Aさんは人に慣れてないリスみたいだよね」

『ミンギュさんは犬みたいですね』

リスってどんな性格だったっけなぁなんて考えていると、ミンギュさんがそっぽを向いてしまった

MG「犬ね、ふーん」

『え？』

MG「ぼく…犬じゃない」

『じゃあライオン？
ちょうどいいじゃないですか、共通点出来ましたよ』

「そういうことじゃなくて…」と何か言いたげだったが休憩が終わってしまったため、しっぽが下がったまま位置についていた。

PD「遅くまでお疲れ様でした！」

こうして4話の撮影が終わると遂に来週に迫ったドラマ公開日に向けて告知動画を撮ることになった。