終わりを知らせる砂時計 (ページ44)

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面白いカップルページ44

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side.WN

12人の酒飲みに付き合わせる訳もなく、ルームメイトとして 1ファンとして Aさんが知りたくてミンギュの部屋に案内した

でも1番はあの酒飲みの空気苦手そうだからなんだけどね

WN「どう？予想通り？」

『…こんなに綺麗なお部屋初めて見ました
もしかして綺麗好きなんですか？』

WN「そうだよ、ミンギュは料理と家事できる上に綺麗好きだから散らかっている部屋を見るとすぐ片付けたくなるんだよ
だけど良く食べ物こぼすしキャリーケースのパスワード忘れたこともあったな...ㅎㅎ」

『わ、現場でも差し入れで頂いたプリンとかこぼしてました！顔合わせの時も椅子をひいていたのを忘れて転けそうになってたり... でもそんなところが愛くるしいですよね』

WN「はははっ、俳優デビューしてもミンギュはミンギュなんだな
引き出しとか開けていいよ」

Aさんは『いいんですか』と言いながら申し訳なさそうに引き出しを引いた。

大人っぽすぎる子だと思っていたけど俺の思い違いだった
Aさんは引き出しを取り出す度に楽しそうに感想を言っている。何処と無くミンギュに似ている気がする

『あれ、ここの引き出しだけ飾り付けされてますね』

WN「ん？お、ほんとだ
何か大切なものが入っているかも」

『え、じゃあ見ない方が…』

WN「あー大丈夫大丈夫
俺も見た事あるし」

あの引き出しはミンギュが撮ったAさんの写真や Aさんが出演したドラマのパンフレットなどがしまってある。

『わたしが...いっぱい』

WN「付き合うまで浮かれないようにしたいからってAさん専用のスペース作って張り切ってたよ
寝る前に葛藤したりしてるけどㅎㅎ」

『うれしいなぁ...
今は 2人っきりじゃないと彼氏彼女ぽいことも出来ないんです、だからこうして私のスペースなんてみれて良かった』

WN「公表してからは沢山構ってあげてねㅋㅋㅋ」

MG「ヤー！ウォヌヒョン！パボ！」

警戒心MAXのミンギュは開けっ放しのAさんスペースの引き出しを勢いよく閉めた

MG「僕のぷらいべーと！」

WN「でもAさん喜んでたよ、ね？」

『ミンギュありがと』

MG「…許すのは今回だけだよ、ヒョン」

Aさんとミンギュ...
面白いカップルになりそうだ