終わりを知らせる砂時計 (ページ42)

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愛されているページ42

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スピーチとインタビューを終わらせて楽屋に戻るとクラッカーが鳴った。びっくり驚いていると、後ろにいたミンギュが「えなんで」とさらに驚いていた。
その場にはスングァンさんとジョシュアさん、ディノさんが拍手をして迎えてくれていた

SG「Aさぁあん！おめでとうございます
ほんとに Aさんが選ばれてよかった、… 僕絶対取るって信じてました！」

『お、こまうぉよ…？』

スングァンさんは泣いてたのか赤くなった目を擦りながら私の手をブンブン振り、ジョシュアさんは「おめでとう」とお祝いしながら花束を送ってくれた

MG「ちぇー、僕 Aと2人っきりで過ごそうと思ってたのに」

DN「うわーヒョン嫉妬深い人嫌われるよ？
僕たちAさんとご飯食べたくて来たのに」

『打ち上げ？』

SG「あ、そうそう！僕たち打ち上げしたくてサプライズで来たんだった…
Aさんはどうですか？ファンの分際で言うのもアレなんですけど、ヒョンに独り占めされてるし...」

『オッパだけどきょうぉ〜ですね
逆に行って大丈夫ですか？』

MG「ダメに決まっ...SG DN「「もちろん！！」」

遮られたミンギュは口をへの字にしてる。かわいいなあ、なんて思ってると「愛されてるね」なんてからかってくるジョシュアさん。

JS「ミンギュすっごく会いたがってたんだよ
心配ももちろんしてたし連絡したがってた」

『今日会って感じました
私が思ってるより愛されているんだなぁって』

JS「Aさんはミンギュのことどれくらい好きなの？」

『んー、この賞よりずっと好きです
比べるものじゃない気がするけど.....』

賞を見ながらミンギュさんを見ていると話が聞こえてたのか、私が再び言うまで何十回ももう1回言って欲しいとねだられた。

私とミンギュさんの着替えや準備が終わり、ミレヌナが用意してくれた車に乗ると行き先を伝えられないままどこかへ進んでいきはじめた

『スングァンさんも教えてくれないんですか？』

SG「Aさんに頼まれたら言っちゃうよおぉ、助けてヒョン」

JS「もうすぐつくからそれまで我慢して」

MG「あーあ、ここだと思った
はぁ…」

『え、なになにどういうこと？』