終わりを知らせる砂時計 (ページ41)

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受賞スピーチページ41

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side.MG

司会「それでは、シン・Aさん受賞スピーチをお願いします」

『あ〜、はい
最初に暖かい雨の日を愛してくれた皆さんありがとうございます。
正直、ノミネートされたことすら驚いていましたし私などがこの賞を受け取っていいのか凄く驚いています』

「ウルジマー！」という声や「サランヘヨ！」という声がAが話す度に聞こえてきて、普段泣かないAが1粒1粒涙を流しながらスピーチをしている

『KBS演技大賞を前に私の失態で多くの人に迷惑をかけ大変申し訳なく思っていると同時に私にこのような機会を下さった、社長マネージャーそして、暖かい雨の日のスタッフや監督の皆さんありがとうございます。

天真爛漫で純粋無垢なチャン・ユリを演じることに凄く悩みましたし、正直この話を貰い顔合わせした当初降板しようか悩んでいました。初挑戦の方を支えるほどの演技力が私に備わっていない、そう考えて最初ら辺の撮影を迎えていましたが、私を信じて今も着いてきてくれているミンギュさんがいたからこそ暖かい雨の日の撮影が出来ていると思います...ありがとうございます

暖かい雨の日は未だ撮影中ですが、皆さんにゴヌとユリの成長した姿や監督や脚本家の方が伝えたい思いを伝えられるように頑張りますので最終回までよろしくお願いします

そして、このような大きな賞を下さった皆さまに恩返しをするようにこの賞に恥じない女優シン・Aをお見せできるように努力を忘れません

本当に、ありがとうございます』

Aのスピーチを聞いていると気をつけていたのに涙が溢れてきて...本当にAに出会えてよかった、と痛感した。

司会「ライオンカップル 2人合わせて涙を流していますね…！本当におめでとうございました

お次はいよいよ大賞の発表です＿＿＿＿」

『や〜、なんで泣いてるの』

MG「Aと出会えて、演技が出来て良かったなぁと思って」

『ううん、こちらこそミンギュがいなかったら私やっていけてなかったと思うし私も出会えてよかったなって思ってるよ』

MG「Aも泣いてるじゃん〜！」

こうして無事にKBS演技大賞が終わって、楽屋に戻るとメンバー達から数百件に及ぶ通知が届いていた。