終わりを知らせる砂時計 (ページ35)

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僕以外との熱愛報道ページ35

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side.MG

Aの隣で眠って、緊張していたはずが通知の音で起きてしまった

スマホの電源をつけると 1つ...という訳じゃなくて何十件も電話やメールが届いていた

朝からなんだよーって思いながらも丁度掛かってきたジョンハニヒョンの電話を顔を洗うついでにバスルームで取った。

MG「ヨボセヨ？
ジョンハニヒョン朝からなんだよー、今スマホ見たらありえないくらい通知が溜まってたんだけど」

JH「ハー、やっと出たよ
Aさんは？」

MG「Aならまだ寝てるよ
なんで？A呼んだ方がいい？」

JH「…Aさん熱愛出てるよ
撮られてる」

MG「は…？」

まさか僕がホテルに来る時に...このホテルにも記者の人がいるんじゃないかと焦りながらヒョンから送られてきた記事のリンクを踏むと...

“僕と”じゃなかった

MG「あ...？どういうこと？」

JH「落ち着いて
僕らは事実が分からないじゃん...って言うか嘘だとは思うけど Aさんが事務所に行って話さないとこればっかりはどうしようもないんだよ

ミレヌナが迎え行くってハユンヌナが言ってたから用意させて、ミンギュもすぐに戻ってきて」

MG「…分かった」

昨日着てきた服に着替えて先に出ようとホテルのドアを開けた瞬間、後ろから引っ張られた

そこには下を向いたAがいた

MG「うわぁ、って起きたんだ...
おはよう」

『…ごめん、ごめんなさい
私がもっと気をつけてたら、』

涙を流しながら目が合わないAを抱き寄せて、「大丈夫だよ」と声をかけた

『撮影にもドラマにも影響しちゃうし、演じる資格なんてないよ...』

MG「嘘なんでしょ

嘘ならそんなこと思う必要ないしそれにこの人この前の人でしょ
事務所と話し合ってその事を公表するべきだよ
…帽子貸してあげるから行っておいでよ、ヌナもうすぐ作って連絡あったし」

『…ごめんね、ちゃんと話し合ってドラマのスタッフの人にも説明する

ありがとう、ミンギュオッパ』

最後にまたハグをして僕たちは別れた。

宿舎に帰ると直ぐにメンバー達が「大丈夫？」って声をかけてくれて、僕もみんなに説明した

JH「事務所が声明出せば収まるからミンギュも休んでなよ」

MG「僕は大丈夫だけど、やっぱりAが...」

こんな時に傍にいてあげられなくてごめんね、A