終わりを知らせる砂時計 (ページ34)

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彼氏と彼女みたいページ34

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side.MG

MG「泊まって...いい？」

『…まあ、ベッド2つあるしいいよ』

MG「...コンビニ行ってくるけど、欲しいものある？」

『んー、ビヨットお願いしてもいい？』

MG「分かった！
先、風呂入っててね」

上目遣いで『いいよ』と言ってくれたAを直視出来なくて、逃げるようにコンビニに行ってしまった

コンビニで頼まれたものと下着などを買うとウォヌヒョンから電話がかかってきた

MG「ヨボセヨ？」

WN「もう01時だけど今日は泊まり？」

MG「ヒョン、今周りに誰かいる？」

JH「もちろん」

MG「え」

ジョンハニヒョンがいるとは思わず驚いていると、「明日オフだし泊まると思ってたよ」と一言。

え、じゃあなんの電話？？

JH「プレゼント渡せた？」

MG「うん、喜んでたよ
はーー、どうしよう...Aが可愛くてどうにかなりそうだよ、ぼく」

WN「はいはい、そうだね〜
アイツらは酒入ってるから大丈夫だと思うけど帰ってきたら覚悟しとけよㅎㅎ」

MG「またスングァナに怒られるじゃん」

クリスマスパーティをするって言った時も、プレゼントについてヒョン達に相談した時も、スングァナには敵対視されてた。

あいつ、サイン貰ってたよな？なんで？

JH「ホテルからこっち戻る時、気をつけて出てこいよ」

WN「ホテルまで追って来なさそうだけど
そういえば、後 1週間か...」

MG「部屋着いたから切るね
ヒョン達ありがとう、気をつけて帰るよ」

JH「んー、おやすみ」

記者ぽい人見かけないし…って思ってたけど、僕もAも記事が出れば不利にしかならない。

念の為の行動は大事だからね

MG「ただいま」

『おかえり、今上がったの
ミンギュが着れそうなバスローブもあったし...って変かな？』

MG「ううん、可愛い」

『…入ってきたら？』

MG「その前に乾かそう風邪引いちゃうでしょ」

『最近引いてないから大丈夫だって〜
ドライヤーバスルームにしかないし、ね？』

僕の背中を押して、Aと一緒にバスルームに向かった
ふんわりと柔らかい髪の毛をドライヤーで丁寧に乾かしていると、冷風に切り替えようとしたタイミングで手を掴まれた

MG「どうした…？」

『彼氏と彼女みたいだなーって思ったの
冷風はいいから早く入ってきて、

同じシャンプーの匂いになるから』

僕って今日死ぬんだっけ……？