終わりを知らせる砂時計

ミンギュオッパ ページ29

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side.MG








SG「ヒョーーン！これみて！」


JH「うわ、良かったじゃん ミンギュ」





メンバー達だけでなく スタッフの人たちまで歓声を上げていた。スングァナから差し出された携帯画面にはKBS歌謡祭についての記事がこう出ていた



※

KBS歌謡祭 スペシャルゲストにシン・A

KBSは、12月16日開催予定のKBS歌謡祭についての情報を更新した。
当初MCに加え、“暖かい雨の日”で話題となった 女優のシン・AをスペシャルゲストとしてMCへ迎え入れたと発表した。
シン・Aの事務所は、「彼女の気持ちや考えを尊重した上で 出演の話をしました。初MCで至らない点があるかもしれませんが 精一杯頑張るとのことです」と話している。


※



















MG「え」









SG「ヒョン知らなかったんですか？」


MG「何も聞いてないよ...？」






SG「しかも もう1人 ボゴム先輩だよ...
Aファンを殺す気だねこれ

わー、ていうかサインもらお...」


SC「お前いつからガチファンになったんだよㅋㅋ
貰うなら挨拶行った時に書いてもらいなよ」





Aとビデオ電話するために僕は メンバーたちを置いて控え室に向かった。



『ヨボセヨ？』





MG「あ、あのさ...KBS歌謡祭のMC決まったって」


『あちゃ、知っちゃったか』




MG「スングァナが見せてくれたんだけど、なんで教えてくれなかったの...？」


『当日に言おうと思ったの
こんなに取り上げられると思ってなくて...』




照れているのか Aは俯いて 『びっくりした？』と尋ねてきた。
なんて言おうか迷ってると どこから聞きつけたのか スングァナ達が画面に映り込んできた




SG「Aさーん！MC抜擢おめでとー！」


『わあっ、スングァンさんたち！
もしかして今 お仕事中ですか？』





SG「そうです！僕たち今 雑誌の撮影中で...
挨拶しに行くので サイン書いて貰ってもいいですか？」


『もちろん！何枚でも書きますよ』




SG「うわぁ、やった...」


HS「僕もいいですか！？」


DN「俺も！」





MG「やー、A こいつらの相手しなくていいよ」


『ファンを無視できないよ
撮影始まるから電話切るね〜

好きですよ おっぱ』





電話の終了音を聴きながら 最後の言葉を理解しようとしていた





JH「アツアツじゃん」


SG「ミンギュオッパ…♡」

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