終わりを知らせる砂時計 (ページ28)

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あの時期ページ28

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side.MG

練習終わりにスマホをいじってると一通の通知が届いた

SG「AさんがLIVEを開始しました...って、ヒョーン！Aさんがインスタライブしてますよ！」

JS「へー、珍しいね」

SG「うわぁ...10万人も見てる」

JS「ミンギュは1人で見るの？」

MG「え、あ...いや、一緒に見るよ」

多分スッピンのAだ
長い髪を後ろでまとめて別端末でコメントを読んでいる

可愛すぎてどうにかなりそう

SG「やっぱりミンギュヒョンとのコメント多いですね
僕はAさんのファンなのに」

MG「それ言う必要あった？！」

JS「2人でインスタライブしないの〜だってさ」

MG「え僕のせいになってるじゃん」

JH「へー、恋バナ中か
次のインスタライブは交際発表してからか」

MG「え！？」

ジョンハニヒョン達に言ってないし、匂わせ投稿もしてない。バレるはずがない...そう、だから絶対僕とじゃない

JH「好きになった人がタイプだってさ」

JS「それじゃ僕もアピールしようかな〜」

MG「ヒョンダメ！Aは僕の...

あ」

口を塞いだ頃には遅かった。

シュアヒョンとハニヒョンはニヤニヤしながら肩を叩いてきた
スングァナは僕のことを睨みながら「抜け駆けだ」と一言…

MG「なんで僕とAが交際してるって知ってるの...」

JH「ミンギュとAさんがカトクしてる所をスングァンが見たんだってさ
夜に突然出かけることもあったしメンバー全員勘づいてるよ」

JS「なんで僕たちに教えてくれなかったの？」

MG「えーだってA可愛いし、撮影終わるまでは付き合えない約束だから...」

SG「...僕が可哀想だと思わないんですか」

MG「…付き合えない僕が可哀想」

JH「そろそろ“あの時期”だから気をつけろよ」

そっか、だからAも付きまとわれてたんだ

MG「僕は大丈夫なんだけど、Aの方に記者の人行ってるって
だから撮影現場以外で会ってないよ」

JH「そこまで徹底してたら大丈夫だろうなぁ」

SG「さすがAさん...かっこいい」

問題はまた別にあることをメンバーたちに言えなかった。