恋人繋ぎ ページ22
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翌日、撮影現場に行くと ルンルンで駆け寄ってきたミンギュおっぱ…を他所に 気持ちを切り替えて撮影に挑んだ。
未だ喧嘩シーンで スキンシップを撮るシーンがないからいいものの、事故キス以外のキス…を撮る時 果たして役のままできるのか…
ドキドキした気持ちのまま
今ドラマは順調に最終章の撮影を迎えている
喧嘩したふたりが いつまでも仲直りできずにすれ違う…
確か 今日放送分で喧嘩のシーンだったはず。
夕方までの撮影を終えると、ドラマ好評記念のバラエティ番組の撮影に向かった
バラエティに出るのはミンギュさんと私だけだから車内には私のマネージャーヌナと私たち...
マネ「えーい、ミンギュとA喧嘩中?」
『やー、疲れてるの
いつになったらオフの日になるわけ? オンニ、私は1ヶ月連続で勤務中ですけど』
マネ「暖かい雨の日が想像以上に好評でね
私も調整してたんだけど...オフの日多かったでしょ?
CMも雑誌もアンバサダーも...やっぱりどれかひとつはしないとイメージダウンにも繋がるしね〜」
MG「アンバサダーもしてないの?!
ハユンヌナが言ってた音楽番組のMCの話は無しになった?」
アンバサダーは荷が重いし...っていうかハユンオンニとミレオンニは守秘義務というのがないのか…
マネ「んー、台本読む時間も仕事のうちだからね
それに Aってさ、アイドルあんまり聞かないし見ないから その状態でMCとなると難しいと思うんだよね〜」
『あくまで女優だから
境界線はちゃんと引いておきたいんだー』
MG「MCになったら僕に会えるじゃん」
『会うなら2人だけがいい、でしょ?』
ドクンドクン...とドキドキしていると ミンギュさんは私の手を恋人繋ぎで握ってきた
...ドラマが終わって 私が芸能活動を引退したとしたら こうやって会えることもなくなってしまう
手を繋がれた瞬間、ふとそんなことが頭を過った。
MG「A?体調悪い?」
『ううん、ぼーっとしてただけ
バラエティ楽しみだね』
MG「ははは、ここはミンギュ先輩に任せて」
『ミンギュ先輩〜、教えてくださいー!』
マネ「(...当分は楽しんでくれそうだね
バレバレだけど)」
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作者名:ぱま | 作成日時:2024年1月5日 12時