終わりを知らせる砂時計 (ページ18)

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ラジオの生放送ページ18

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今日はラジオの生放送日

ミンギュさんについて考えてたらいつの間にか目で追うようになっちゃって… ドラマも個々の撮影が多いから自然と話さなくなっちゃた。

MG「…緊張してる？」

『もちろん…初めてだからラジオの仕事』

MG「インタビューと変わらないよ
何か分からないことあったら言ってね」

『うん…ありがとう』

初めましての時に戻ったような、そんな感じで私が招いたかもしれないこの状況に寂しさを覚えながらも生放送がスタートした。

「今回は視聴者の皆さんに質問を募集しました！
では早速 1つ目、収録で大変だったシーンはどこですか？
との事ですが…どうですか？ありますか？」

『んー、そうですね…

私としては役作りの方が難しかったかな？
ユリは大学生だけど子供ぽくて純粋な子なんです
それこそはしゃぎまくってるシーンは心を入れ替えて挑みましたㅎㅎ』

「確かにはしゃぎまくってるイメージはないですが、あのシーンは視聴者の皆さんもキュンときたポイントだったみたいですよ！
ミンギュさんはどうですか？」

MG「やっぱり消防士としてのゴヌを演じるのは本当に難しいです…
僕は喧嘩のシーンはどうやって撮ろうか迷いました
メンバー達と喧嘩するのとは違う感情だと思うので…」

「演技初挑戦にも関わらず凄く評判が良く…
おふたりで演技についてお話したりしますか？」

MG「はい、まず台本が来たらAさんに聞きに行きますㅎㅎ」

『いつも私が後輩だったので、私にとってもいい経験になっています』

「お便りの中にもありましたが、メイキングでおふたりの姿をもっとみたいという声が非常に多いのですが…2人でいることは少ないんですか？」

『少ない…というか私があまり人と話すのが得意なタイプでは無いんです、忙しいと自分の殻に閉じこもっちゃうというか…』

次の質問に行く前に1分間のCMタイムに入った
MCの方がよそ見してる間にミンギュさんに耳打ちをされた

PD「CM開けまで 20秒前」

MG「この後飯、行こ
久しぶりに2人で話したい」

『ミンギュさ…！』

PD「3..2..1」

MG「言ったでしょ、大切だって」

鏡で自分の顔を確認する暇もなく生放送は再開された
顔を抑えてる私の顔を見てミンギュさんは放送が始まっているにも関わらず太ももをポンポンと叩いた。

ミンギュさんに遊ばれているのかなんなのか…