終わりを知らせる砂時計 (ページ13)

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LIVE ページ13

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招待席には見たことのある人が何人か座っており、LIVEが始まると黄色い歓声で埋まっていった

何回か聞いた事のある曲やバラードまでかなり色んな曲を披露し、終わりがけの曲ではメンバー達が移動し始め曲が終わると休憩の後 MCが始まった。

SG「ところで！
間違いなく今期忙しいのはミンギュヒョンですよね｣

DK「ミンギュが撮影行ってる間にみんなで見たんですけど〜、誰ですかあれはㅋㅋㅋ」

JH「ホシとクプスが笑いながら話してて、ほとんど聞こえてなかったけどな」

HS「あれはしょうがないじゃんㅋㅋㅋㅋ」

SG「撮影は順調ですか？」

MG「僕がいない間になんで見たんだよㅎㅎ

まだ慣れないこともあって大変だけど順調だよ
最終話まで期待しててくださいね！」

いつもとは違う “アイドル”のミンギュさんと目が合った。
見たことの無い彼の姿に少し戸惑ってしまい、すぐに目を逸らしてしまった

それは多分私がなれなかったアイドルの姿だから
だから、アイドルなんて見ないようにしてたし音楽番組のオファーも断っていた

でもミンギュさん達を見てわかった

私が選んだ道は間違ってなかったし、嫉妬するかもという心配は無駄だったこと。

マネ「A、楽屋くる？」

『ハユンオンニ！
いいよ、他の方優先して』

マネ「ていうか来ないとミンギュが悲しむよ」

『悲しまないよ〜ㅎㅎ』

マネ「メンバーも会いたがってたし挨拶くらいしといたら？」

『それはそうだね、行こうかな』

アンコールが始まったと同タイミングで席を離れ、控え室に向かった。

数十分後、わちゃわちゃとした声が聞こえた瞬間扉が開かれ姿が見えなかったミンギュさんがメンバーの間を潜りながら走ってきた