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4話 ページ5

最初に目が覚めたのは、路上だった。



今、何時だろう。


スマホを確認すると、9時38分






警察に補導される時間だ、一言で言うと








『ヤバイ時間だ!』


でも家がない。公園でも探して野宿するか。









「ねぇキミ。何してるの?ヒマ?」





変な人に話しかけられました。






『暇をつぶすのに暇じゃないです』←




「要するに暇なんだね。僕と遊ばない?」



体が震える。足が動かない。


私が答えないでいると



「答えくれないんだったら、殺しちゃお。」



理不尽。ヒロアカの世界だったら(ヴィラン)って言うんだよね。




「あれ逃げないの?面白くないなぁ」





バシぃぃん、ドガッッ




『痛っ!』




ソイツは、頰を殴って足を蹴ってきた。結構痛い。折れたかな。




「抵抗しないってことは、よっぽど死にたいんだね。」





ソイツは、指先を針に変え、胸めがけて突っ込んできた。




ガシッ

?「おい。何してんだ」


突然、黒い人が現れて変人の腕を掴んだ。



「何ってその子と遊んでたんですよ?」




んなわけない。





?「暴力が遊びなのか、変わってるな。」



なんか聞いたことのある声。なんだろう






「なんだと!!お前殺してやる!」




?「プロヒーローをなめて貰っちゃ困る」



突然、変人が慌て始めた。




「変化しないだとぉっ!」


?「そういう個性なんでね。」





ドカッ



なんとその人の溝うち一発で気絶してしまった。


カッコいい。



?「おい、大丈夫か?立てるか?」


黒い人が手を差し伸べてくれた。


『あっ、ひゃい!ありがとうございます。』



噛んだ。恥ずかしい。




黒い人の手を取り立ち上がろうとしたら









ズキっ


『痛っ!』




変人に蹴られた所がひどく痛み、黒い人の方へ倒れてしまった。







「大丈夫か!?どこが痛む!」



はじめての痛みでしっかり話すことができなかった



『大、丈夫…じゃ、ないで、す…右、のふく、ら、はぎ』





「少し我慢しろよ」


黒い人は首の布と近くにあった木の板を持ってきて、簡易ギブスを作った。





『上手、です、ね』



「話すな、体力を使うと治らなくなる。今からお前を乗せて走るけど落ちるなよ。」





『大、丈夫です』






ピッ。prrrrrrr


「ばあさん、今からそっちへ向かう。治してやってくれ」

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作者名:そると | 作成日時:2017年11月20日 2時

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