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7話：女子トーク ページ8
Aside
二人で黙々と手を動かしながら会ってなかった時のことをお互い話し合ってた
「はぁ、初めて知ったよ いづみが劇団やってたなんて。ま、楽しそうだからいんだけどさ」
「アハハいうの忘れててゴメン、Aは最近どう？大学楽しい？好きな人とかいないの？」
いきなりのドンピシャな質問に口ごもる私
その様子にいづみは少し固まった、、かと思うと騒ぎ出した
「え！なにその反応！いるの？いるの？好きな人！
どんな人!?いつから!?きっかけは!?」
怒涛のマシンガントークに何とか言葉を返す
「ちょ、ちょちょ待って！そんなに一気に言われても…ﾊｧ
います！いますよ、私だって！どんな人かは言わない‼言うわけないでしょ！
中学の時から！ずっと片思いです〜！きっかけは,,,よく覚えてないけど…」
後半にいくにつれて声が小さくなり顔が赤くなるのが分かる
本人を目の前にすると無になれるけど、ほかの人の前だと赤くなる
そんな私を見ていづみは目をキラキラというかﾆﾔﾆﾔしながらいじってくる
「Aかわいい〜！初めて見た！Aのそんな顔！
意外だな〜中学の時からって、一途だねぇ」
「もうやだ、絶対いじってるじゃん…勘弁して
ってそういういづみはどうなの！いないの？好きな人とか気になる人」
聞くけど帰ってくるのは曖昧な返事だけ,,,
被害を受けたのは結局私だけかよ！
「もう、ちゃんと掃除やるよ！」
深堀されるのが怖くなったから手だけを動かしてその後のいづみの質問には
眉ピクリとも動かさず無視をして過ごした
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作者名：君が代スイーツ | 作成日時：2021年6月14日 0時
