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op14…プログレ10…桜ねこ ページ13
───合奏日
吹奏楽部員達は第一音楽室に集まっていた。
一人を除いて。
川「……なぁ、弦野(兄)はどうした？」
チューバパートリーダー、川和の声で一同がざわつく。
が、桜の「黙ってくれやせんか。」の声でまるで水をうったように静かになった。
おそらく、いや確実に「コントラバスパートは双子しかいないからな。気楽なもんだよ」という一言が勘にさわったのだろう。
神(…弦野がいないのは、今は…気にするな。
邑楽先輩は…いる)
邑(弦野みたいにサボれるわけないでしょ…
メンバーたちの分の責任もあるんだから！)
谺「…じゃあ、神峰。
始めなさい」
神「……はい。
始めましょう」
スッ…っと神峰の目が鋭くなる。
皆が神峰の指揮棒を真剣な眼差しで見つめている。
───曲が始まった。
神(‘��.テーマ’は、きこりの歌
クラリネットがのこぎりの音を表現したあとは、刻阪双子だけの舞台だ
俺たちの真剣勝負
ふさわしい音で始めよう)
ーー
バトンタッチです！
今日はあの日から4年…
うちの学校では学校集会で黙祷を捧げました。
一刻も早い復興を…
そして、笑顔で毎日を過ごせますように…
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作者名：松太and桜ねこ x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年1月24日 15時
