3話 ページ3
ビチャッ!!
??《あっ、ごっめーん!悪気は無いのぉ♪》
ウソつき。聞こえてたよ?私の悪口
??《ウソ言うなよwwコイツ、目に光無いから
濡らして潤わせようと思ったんだ!ww》
光が無いの、君らのせいでもあるんだけど
??《うっわ、最悪……ゴミ来たんだけど。あっち
行って》
そこまでストレートに言わなくたって良いじゃん
──────
『ただいま……』
母《……》
『お母さん』
母《あっち行って!気持ち悪い子!》
母《あなた、目が死んでて、気持ち悪いのよ!》
父《ただいま〜》
『……お、かえり…なさい』
父《聞こえねぇなぁ?》
バキッ!
『ゲホッ!』
あー、あばら骨逝ったな
父《もっとはっきり言えよ、な?》
父《今、父さん疲れてんだ。分かるか?》
『は、い……分かって……』
父《聞こえねぇっつってんだろ!!》
ボコッ!!
『ガハッ!』
……顔はダメでしょ
父《お前みたいな、目ぇ死んでる、気持ち悪い奴でも
生かしてやってんだよ俺は!感謝しやがれ!!》
………目が死んでる原因、あなただって理解してる?
この世に、私を必要とする人なんていないんだ……
なら、いっその事、死んじゃえば皆の迷惑にならない
…よね
──────────
………また、夢か
「……ら、…く……行くぞ」
「でも、まだこの子起きねえから」
「…務所に……事、一応言うんだろ?」
「……うん、そうだな、行くか!!」
?誰だろ?どこか行くのかな?
……そのうちに外出て帰らないと
「行ってきまーす!」
………行った……かな?
『誰も……居ない』
早く出よう
『……鍵、掛かって無い…』
空き巣に入られないのかな?
まぁ良いや、早いうちに帰ろう
─────
『ここ、知ってる……』
新しい公園の近くのマンション?アパート?
じゃあ、ここから家までそう遠くないな
さっき見てきたけど、3時半位だから母さんは
帰って来ないな……
なんか、さっきの人に申し訳なくなってきた……
『……良いか、早く行こ』
??「あれぇ?Aちゃーん?」
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レイミ | 作成日時:2022年3月20日 12時